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2008年10月20日
「玉の湯」大分・由布院・宿
由布院温泉に行って参りました。
仕事は、二つ。
ひとつは雑誌「ソトコト」の取材です。
由布院の「田名加」という宿に泊まり、そのルポルタージュです。
もう一つは、由布院の「食談会」に出席するため。
食談会は、由布院の商工会議所主催で、
宿で食事をしながら話し合おうという企画です。
「玉の湯」と縁があり、
今回は僕が「現在の食を巡る」という内容で話しました。
正午からトークを一時間。その前に「玉の湯」で珈琲を。
そのとき目に入ったのがアップルパイです。
珈琲は神戸の「にしむら珈琲」玉の湯ブレンドです。
アップルパイは、その薄さにリンゴの酸味がポイントですね。
これは見事にその点がクリア、寒くなればリンゴの酸味が増すはずです。
会議では30人ほどの人達を前に、
「郊外と地方、また世界と日本、そして地元へ」という内容で
一時間ばかり話しました。
いま、スペインの「エルブリ」と並んで世界から注目を集める英国の
「ファットダック」というレストランの写真を挟み込みながらの展開です。
その後、食事です。
「玉の湯」の昼の弁当が値打ちです。
まずはこの
クレソンのサラダ。
この適度な苦味とシャキッとした食感、いいですね。
弁当箱には、おにぎりを始め各種のおかずが入ります。
見かけは小さいのですが、実はぎっしりと入っており、
これでお腹はかなりいっぱいになります。
辰巳芳子先生指導の「いのちのスープ」です。
じんわりと滋味が広がってきます。
サツマイモのグラタン。
予想もしなかった甘みが結構インパクトありでした。
豊後牛のステーキです。香りとコクがあるひとしなです。
ここにも野菜が付きます。
なんとも贅沢な昼食で、
僕のテーブルには「亀の井別荘」の中谷健太郎ご夫妻や由布院の宿のご主人など。
愉しく話しが盛り上がり、いい雰囲気で食事の時間が過ぎてゆきました。
由布院は宿同士の交流が非常に盛んで、この結束が由布院繁栄の源なのでしょう。
玉の湯
大分県由布市湯布院町大字川上2731-1
0977-84-2158
門上武司食研究所サイトに
10/10 付、
☆『海外通信』Paris 通信 Vol.13
コルシカ
公開しました。↓
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www.kadokami.com/
その他、
☆「名店の賄い」
第四回 「ショコラティエ なかたに」
☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」
☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
Vol.4「野飲の醍醐味」
☆今月の「学会」レポート
2008年4月度「第64回 パトゥ」
も公開中。↓
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投稿者 geode : 03:08