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2008年10月22日
「梁山泊」 京都・百万遍・日本料理
朝日新聞社の「朝日カルチャーセンター」の特別クラスで、
京都・百万遍の日本料理「梁山泊」を訪れた。
というより案内したと言ったほうが正確です。
僕が案内人となった三ヶ月に一度、
「いま行きたい店」と題したクラスなのです。
その一回目が「梁山泊」です。
風情ある玄関から店へ入り、
「現在の食環境と注目の店」というような内容で約30分話しました。
そして食事です。
先付けは、水菜と牡蠣、黒豆、茗荷寿司など多彩な料理が並び、
日常から食への世界へと誘ってくれるのです。
椀物がホタテのしんじょうです。
コクとキレが素晴らしい椀物。だしの旨さを愉しみました。
造りは、鯛、イカ、サヨリ、はすいもの茎です。イカの甘さがいいですね。
蒸し物は、ぐじのリンゴ蒸しです。
リンゴの甘みと酸味がぐじと合うのです。
このあたりの組み合わせが、ご主人・橋本憲一さんの技です。
焼き物はサワラ。
そこにニンジンの胡麻和え、自家製スモークチーズ、ウニのおやきなど。
このアイディアも流石です。
揚げ物は、小芋と海老の包み揚げに赤万願寺唐辛子です。
酢の物は締め鯖に糸瓜、グレープフルーツ。その酸味が利いています。
締めの御飯は、鱧と松茸の雑炊です。
鱧と松茸、出会いの食材です。旨くないわけがありません。
金木犀の花を散らしたフルーツのゼリー寄せです。
食中、食後と橋本さんにも加わっていただき、
クラスは盛り上がりをみせました。
梁山泊
京都市左京区吉田泉殿町5
075−771−4447
門上武司食研究所サイトに
10/10 付、
☆『海外通信』Paris 通信 Vol.13
コルシカ
公開しました。↓
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www.kadokami.com/
その他、
☆「名店の賄い」
第四回 「ショコラティエ なかたに」
☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」
☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
Vol.4「野飲の醍醐味」
☆今月の「学会」レポート
2008年4月度「第64回 パトゥ」
も公開中。↓
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投稿者 geode : 02:38