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2008年11月27日

「ヴァリエ」 大阪・福島・フランス料理

大阪・福島の「ヴァリエ」です。

オーナーシェフの高井実さんは、実直で熱い人物。
この日は、男性4人のテーブルです。

スタートは寒ブリと京野菜です。
寒ブリが主役と思っていたのですが、なんのなんの京野菜の旨いこと。
亀岡の農家にシェフ自ら取りに行っているとのこと。
バルサミコのソースと、カレー風味がいい働きです。

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白子のムニエル シャンパーニュのソースです。

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上に添えられた人参葉のフライがカリッと香ばしい。
白菜のピュレなどのソースも見事です。

フォアグラと無花果。

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これは黄金の組み合わせです。もううっとりするほどの旨さです。

さて次は舌平目の料理なんですが、ここに再びフォアグラが登場するのです。
舌平目で巻いてあるのがフォアグラ。この攻めの姿勢には驚きです。

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上等な素材を重ねることは多々あるのですが、
そこにはそれなりの意味も必要です。この料理では、脂分をプラスすることです。
白ワインのソースと、酸味の出し方も面白いですね。

シードルのグラニテで口直し。

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メインは猪です。

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ロースにフィレと双方の部位、ここに濃厚なソース。
白トリュフもしっかり香っています。バランスのいい料理です。

デザートはチョコレートです。甘味はきっちりですが、軽い一品です。

このように高井シェフの攻める料理と出会うと、
こちらも元気になってくるのです。
あくまでコースで勝負、妥協なしの料理人です。

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ヴァリエ
大阪市福島区福島6−9−11 神林堂ビル1F
06−6451−0336

門上武司食研究所サイトに

10/10 付、
 ☆『海外通信』Paris 通信 Vol.13
      コルシカ
公開しました。↓

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www.kadokami.com/

その他、
 ☆「名店の賄い」
   第四回 「ショコラティエ なかたに」

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」

 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.4「野飲の醍醐味」

 ☆今月の「学会」レポート
  2008年4月度「第64回 パトゥ」

も公開中。↓

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www.kadokami.com/

投稿者 geode : 08:33