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2008年12月08日

「ル・ジュー・ドゥ・ラシェット」 東京・代官山・フランス料理

スローフードジャパンの理事会や国内委員会があり上京です。
翌日、代官山にあるフランス料理店「ル・ジュー・ドゥ・ラシェット」に
先輩の映画・音楽評論家とランチ。
このレストランを訪れるのも一年以上経過しています。
先輩との食事も久し振りです。

アミューズは、キノコのフリットです。
ヤナギマツタケ、アルプスシメジ、ハナサキシメジ。
衣(ころも)はアキタコマチです。
そこに燻製塩が添えてあります。
衣の食感にそれぞれのキノコの香ばしさを楽しみました。

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次は、
柚子の香りを纏った子ウサギの背肉で巻いたフォアグラ、
   三種の食感のリンゴを添えて。

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リンゴは、生、乾燥、粉末と3種類です。じつに刺激的な料理です。

フランス産キジと栗のブルーテ キジの胸肉のロースト。

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かなり濃厚なスープですが、
真ん中のキジ胸肉のローストがいいアクセントになっていました。

山口県萩のスズキのポワレ アンキモのスモークソース 
   利尻昆布のソース。

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アンキモのスモークソースはスモーキーでかなりクセありですが、
スズキとの相性は見事です。

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グラニテはブルターニュの塩です。

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口の中がさっぱりです。

メインはえぞ鹿のロースト 
   ソースポワブルベールでトリュフが入っています。

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このえぞ鹿の野生趣溢れる香り、
そして火入れによる柔らかさなど素晴らしいものでした。

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デザートは、この日初お目見え。

下に敷いたソースはプラリネ、その上にキャラメルナッツ、
リンゴ、マシュマロと重なってゆきます。
かなり濃いデザートでしたが、旨み堪能です。

ランチ時は、若い女性が圧倒的に多く、華やかな雰囲気が漂っていました。

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ル・ジュー・ドゥ・ラシェット
東京都渋谷区恵比寿西2−17−5 サンビレッジ代官山 2F
03−6415−5100

門上武司食研究所サイトに

12/02 付、
 ☆『海外通信』Torino 通信 Vol.13
      ピエモンテ・白トリュフの秋
公開しました。↓

http://
www.kadokami.com/

その他、
 ☆「名店の賄い」
   第四回 「ショコラティエ なかたに」

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」

 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.4「野飲の醍醐味」

 ☆今月の「学会」レポート
  2008年4月度「第64回 パトゥ」

も公開中。↓

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www.kadokami.com/

投稿者 geode : 03:14