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2008年12月11日

「小小心縁」(しゃお しゃお しんーえん) 神戸・南京町・中国料理

神戸で打合せが終わったのが午後8時半過ぎ。
すでに街は暗く、東京や大阪のターミナル近辺とは
異なる空気が漂っていた。

三宮・元町商店街のシャッターは閉まり、
南京町の屋台だけがまだ店を開けている。
その路地を入ったところの「小小心縁」に入る。

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福建料理を中心とした中国料理店だ。

菜単を開くと、目に飛び込んできたのが「芥蘭菜」である。
かいらんさいと読む。
僕はこの炒めものが大好きだ。
なかなか大阪・京都では出会うことの少ない野菜。
塩炒めを注文した。

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茎の部分はブロッコリに似た食感でシャキシャキ、
葉はほんのりした苦み。これがまたいい。
うきうきしながら食べる。

続いてカキの福建式お好み焼き。

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刻んだカキを生地に混ぜ込み焼き上げる。
ほのかな苦味がまた旨さに繋がってゆく。

ロウメン。

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やや幅広の麺でスープとの絡み具合がいい。

そして福建式焼ビーフン。

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魚貝類がしっかり入ったビーフン。
イカもどっさり、貝柱も甘く、
それらが一体になったところがこの料理の醍醐味。

芥蘭菜に出会った喜びを感じながらの帰宅だった。

小小心縁(しゃお しゃお しんーえん)
神戸市中央区栄町通1−2−26 KCSビル 1・2F
078−321−3434

告知です。
2009年1月18日(日)
午後1時30分〜3時
大阪・難波「カタログハウスの学校」で講演を行います。

〜スローな『食』を味わおう〜
http://www.cataloghouse.co.jp/study

門上武司食研究所サイトに

12/02 付、
 ☆『海外通信』Torino 通信 Vol.13
      ピエモンテ・白トリュフの秋
公開しました。↓

http://
www.kadokami.com/

その他、
 ☆「名店の賄い」
   第四回 「ショコラティエ なかたに」

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」

 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.4「野飲の醍醐味」

 ☆今月の「学会」レポート
  2008年4月度「第64回 パトゥ」

も公開中。↓

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www.kadokami.com/

投稿者 geode : 05:46