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2008年12月16日
「ベルクール」 京都・元田中・フランス料理
京都のビストロの先駆者。
スタートは百万遍に近い店で、
料理もサービスもすべて一人でこなしておられた、
フランスをこよなく愛する松井シェフ。
この日は男性4名のテーブルです。
メニューはプリフィックスで、前菜一つにメイン一つ、
チーズもしくはデザートという組み立てです。
結局、チーズとデザートはプラス料金で双方頂くことにしました。
テーブルの上にはオリーブ。
また豚肉のリエットが置かれるところなど、
実にビストロらしいのです。
豚肉のリエットもおいしくつい食べ過ぎるのです。
アミューズにカブラのスープです。身体も温まる味わい。
前菜は
うずらの温製パイ包み焼き。
パイ生地の焼き色の素晴らしいこと。
中はこんな様子です。
続いて、カニのテリーヌ 赤ピーマン風味。
しっかりカニの味を感じるのです。
熱々新ジャガと生イワシのマリネ 香草サラダ。
ジャガイモとイワシは黄金の組み合わせです。ジャガイモが旨い。
メインは
シューファルシ(栗・煮込んだ牛肉・豚足のキャベツ詰め)トリュフ。
これは素晴らしい味わいでした。
キャベツの甘味に牛肉や豚足の旨みが相乗効果をもたらしていました。
(写真の乱れすみません。でもこんな中味、切れ味抜群でした)
鹿児島黒毛和牛ランプ肉のロースト。
仔羊肩肉の煮込み バジル風味。
チーズも熟成具合がいいですね。
デザートは、ルバーブのタルト、エスプレッソのクレーム・キャラメル、
パイナップルのシャーベット、チョコレートなど。
この日飲んだワインです。
久し振りの「ベルクール」でしたが、
ホントに安心してゆっくり楽しめるビストロ。
たまにはこのような店に足を運び、
この料理を味わう必要ありと感じたのです。
ベルクール
京都市左京区田中里ノ前町59 ラヴィール1F
075−711−7643
告知です。
2009年1月18日(日)
午後1時30分〜3時
大阪・難波「カタログハウスの学校」で講演を行います。
〜スローな『食』を味わおう〜
http://www.cataloghouse.co.jp/study
門上武司食研究所サイトに
12/02 付、
☆『海外通信』Torino 通信 Vol.13
ピエモンテ・白トリュフの秋
公開しました。↓
http://
www.kadokami.com/
その他、
☆「名店の賄い」
第四回 「ショコラティエ なかたに」
☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」
☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
Vol.4「野飲の醍醐味」
☆今月の「学会」レポート
2008年4月度「第64回 パトゥ」
も公開中。↓
http://
www.kadokami.com/
投稿者 geode : 02:58