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2009年02月04日
「あい田」 フランス・パリ・日本料理
昨年のミシュランガイド、
日本料理で初の一つ星を獲得した「あい田」さんです。
一昨年初めて訪れて以来二度目です。
運良くキャンセルが出たので6名カウンターに座ることができました。
まずは蟹の茶碗蒸しからの始まりです。
身体も気持ちもほっとする一品。
次は仔牛と牡蠣のカルパッチョ。
「もう定番です」とのことです。
仔牛の香りを感じるのは、なかなか日本では難しいことなのです。
リードヴォーのソテー。山椒の香りが利いています。
この組み合わせ、ここならではですね。
豚のしゃぶしゃぶ。白菜に梅肉です。
牡蠣は海草バターでソテーしてあるので、
海の味わいがより濃厚に感じるのです。
下のパンには蜂蜜が塗ってあり、その甘味とのハーモニーも良好です。
平目です。
やや熟成の利いた平目は味が凝縮し旨みが乗っています。
蕪蒸しです。ほっくりの一品。
オマール海老は海老味噌でソテー。
これはワインが進むのです。
帆立もソテーなんですが、間に黒トリュフが挟んであります。
これも二倍以上の旨みです。
この日は、パリで出張料理を生業とするサトウシンイチさんが、
カウンターの中で腕を振るってくれました。写真の奥はあい田さん。
手前のサトウさんは、
以前大阪の「トゥールモンド」で調理をしてくれた料理人です。
サラダです。まあ口直しですね。
それでメインの牛肉。
これも熟成がかなり利いています。
締めのご飯は、卵かけご飯に黒トリュフが海苔のようにかかっています。
反則技のようにおいしいご飯です。
デザートは栗のクリームにトリュフのムースです。
最後にお茶受けの菓子がでました。
このように多彩に展開される日本料理。
やはりパリだからこそ可能、という構成です。
AIDA
restaurant japonais
1, rue Pierre Leroux 75007 Paris
tel&fax :+33 (0)1 43 06 14 18
門上武司食研究所サイトに
12/19 付、
☆『海外通信』Paris 通信 Vol.14
レストラン“ローラン”のケアシガニのジュレ
公開しました。↓
その他、
☆「名店の賄い」
第四回 「ショコラティエ なかたに」
☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」
☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
Vol.4「野飲の醍醐味」
☆今月の「学会」レポート
2008年4月度「第64回 パトゥ」
も公開中。↓
投稿者 geode : 02:49