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2009年02月06日

「 L’HUITRIER 」 フランス・パリ・海鮮料理

この時期、昼間は牡蠣を食べたいという意見が多くなってきました。

タイミングよく、「嵐山吉兆」の徳岡さんが
「昨日、パリにいる知り合いから
 牡蠣のおいしい店を教えてもらった」との情報。

店名は「L’HUITRIER」です。まさに牡蠣という意味です。

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うん? なんだか聞き覚えがある名前。
徳岡さんの知り合いがホテルまで迎えにきてくださいました。
「その店って、なんか鳥のイラストがマークになってません?」
と聞くと「そうです」との答え。

やはり、もう17〜8年前にパリ在住の料理研究家・上野万梨子さんや、
当時「タイユバン」に勤めていた吉野建さんのマダムなどと一緒に牡蠣を食べた店です。

その店に到着すると、座ったテーブル、
そこで交わした会話などが鮮明に蘇ってきたのです。
まあ、食べ物とはそういった効果があるのですね。

店頭にはずらりと牡蠣を始め、海鮮ものが並びます。

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白ワインを飲んだのですが、そのときボトルをくるむ布。

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なんとも可愛い、そしていいアイディアですね。

スタートはバイ貝とピンク海老です。

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自家製マヨネーズが旨い。

魚卵のムース。タラマです。

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これをクレープに塗って食べるのです。

さあ、牡蠣がやってきました。

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牡蠣を6種類、アサリにムールです。
この迫力、これもフランス、この時期ならではのお楽しみです。

ブロンの「000」という牡蠣は、このサイズ。

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フランスでも希少価値のある牡蠣のようです。
味わいも非常に濃厚で、まさに海のミルクという感じが強い。

これも結構サイズ大です。

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アサリも見事。

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「ここはソーセージもいけます」とこの店を教えてくださった人から。

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ホント、プチッと弾け,
中の肉質と肉汁のバランスがいいです。

ビスクのようなスープ。

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磯の香りと旨みの相乗効果です。

スカンピはボイルとポワレの二種。

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これも立派なサイズです。

というようにしっかり魚介類、それも牡蠣を満喫したのです。

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L’HUITRIER
16 RUE SAUSSIER-LEROY
75017 PARIS
TEL:(01)40-54-83-44

門上武司食研究所サイトに

2/05 付、
 ☆『海外通信』Paris 通信 Vol.15
   日本人のケータリンググループ“スケッチブック”
公開しました。↓

http://www.kadokami.com/

その他、
 ☆「名店の賄い」
   第四回 「ショコラティエ なかたに」

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」

 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.4「野飲の醍醐味」

 ☆今月の「学会」レポート
  2008年4月度「第64回 パトゥ」

も公開中。↓

http://www.kadokami.com/

投稿者 geode : 02:35