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2009年03月04日

「レストラン トモシロイノウエ」 香川県・高松市・フランス料理店

フランス料理が大好きです。それは変化ある料理だからです。
もちろん他の料理に変化がないというわけではありません。
いろんなジャンルの料理で、
いま特にフランス料理と日本料理の変化が著しいと感じるのです。

日本にも数多くのフランス料理店があります。
その中でも、僕が今、もっとも足を伸ばしたいのが、
高松にある「レストラン トモシロイノウエ」です。

昨年の秋に訪れ、初めてこのレストランで食事をしたときの衝撃は、
いまもしっかり記憶に残っています。
それから数ヶ月たち、「また食べたい」という気持ちは増幅するばかり。

先月の半ば、高松に取材に出かけ帰りに立ち寄りました。
よってランチです。
僕達はカメラマンの鈴木誠一さんと、そこに神戸から伝説のシェフMさん、
そしてそのMさんの元で長く修業し、
現在は独立し腕を振るうシェフSさんとの4名でした。

2月中旬というのに満席状態、素晴らしいことです。

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アミューズグールは、香川県産黒あわびに讃岐牛のジュレです。

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トリュフも香っています。あわびの食感はかなりあります。
噛むことによって旨みの抽出です。

フランス産ホワイトアスパラと
ピサンリ(タンポポのこと)香川県産タイラギ貝、牡蠣。

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タンポポの苦みがいい感じです。
これだけの食材を重ねながらのまとまりはシェフの力量です。

香川県産ハリイカのラビオリ、ズッキーニとブロッコリーのソース。

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見た目のインパクト強し。
これも噛むと味わいが増してくるのです。

香川県産穴子 香川県産白米とイタリア産赤米のリゾット。

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もう一つ欲しいぐらいの旨さです。
米の食感の生かし方も見事です。

女木島の鯛、宍道湖の白魚、自家製スダチのソース。

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この鯛がかなりの旨さなんです。立派に味を主張するのです。

香川県産文旦のグラニテ。

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これはいいアイディアです。

讃岐牛と黒トリュフ香川県産野菜のベニエ。

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シェフ、力が入ってますね。

チーズです。状態、品揃えも驚きです。

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玉子は、オレンジ風味のブランマンジェです。

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香川県産イチゴ(さぬきひめ)のタルト。

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シンプルに旨いんです。

最後のお茶はハーブです。
15種類のハーブからチョイス可能です。

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マダムにイメージを伝えるとブレンドしてくれるというわけです。

堪能しました。
シェフとは、彼が東京・四谷の「モンペリエ」というレストランの
シェフ時代からの付き合いです。
その後恵比寿で「オ・コション・ローズ」時代も同様です。

人々に笑顔をもたらす井上知城シェフですが、
本日は引き締まった表情。
マダム・慶子さんの見事なサービスも含め、
本当に身体も心も開放されるレストランなのです。

次は、いつ訪れようかと考え初めています。

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レストラン トモシロイノウエ
香川県高松市郷東町784−5
087−816−7777

門上武司食研究所サイトに

2/05 付、
 ☆『海外通信』Paris 通信 Vol.15
   日本人のケータリンググループ“スケッチブック”
公開しました。↓

http://www.kadokami.com/

その他、
 ☆「名店の賄い」
   第四回 「ショコラティエ なかたに」

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」

 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.4「野飲の醍醐味」

 ☆今月の「学会」レポート
  2008年4月度「第64回 パトゥ」

も公開中。↓

http://www.kadokami.com/

投稿者 geode : 02:59