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2009年03月31日
「世界一の朝食」 神戸・神戸北野ホテル・フランス料理
3月26日から28日まで、「にっぽん丸神戸クルーズ」でした。
27日は、「神戸北野ホテルの朝食」です。
このクルーズの企画として、
「神戸北野ホテル」の朝食とアフターヌーンティーが供されるのです。
朝食メニューは、フランスの三ツ星レストラン「ラ・コート・ドール」の
メニューを、オーナーシェフのベルナール・ロワゾーさんより贈られたものです。
これは「スモール・ラグジュアリー・ホテル協会」から
「世界一」の称号を与えられたものです。
そこには厳しい採点項目があり、
その難関をくぐり抜けたのが、このメニューだったのです。
テーブルには、ずらりとグラスやプレートが並んでいます。
フルーツはイチゴなど。このイチゴがじつに甘いのです。
手前がヨーグルトで、奥が小粒のタピオカを甘く炊いたタピオカ・オーレです。
シリアルのような一品です。
右のバターも香草バターやトマトバターなどです。
隣のプルーンは紅茶で炊いたもの。
コンフィチュール類も、イチゴとバナナ、ミルクにバニラ、
パイナップルとマンゴーなどダブルフレイバーも豊富なんです。
ジュースは4種類。左は青リンゴとセロリ、右はトマトとパプリカです。
青味と甘さ、香りなどが楽しめます。
オレンジは単体ですが、左はマンゴーとパイナップル。
これもダブルフレイバーが基本となっています。
昨日の深夜から仕事をしたジュース、
つまり絞りたてを供するのです。300名を超すサービス。
温度(これは余り冷たすぎると胃袋が驚くので、室温が理想です)や
フレッシュ感などさすがです。
パンもクロワッサン、パン・オ・ショコラ、フィナンシェは、焼きたてです。
パンや菓子のスタッフも深夜2時から仕事を始めたようです。
フルーツケーキやバゲットに
ハチミツやコンフィチュールを付けて食べるのですが、これは楽しいです。
ハムの香りと塩分も申し分ないです。
そして卵です。
まずこの状態で置かれます。
続いてスタッフが、手に持つこの道具の写真上部の玉を、数回卵に落とします。
するとこのように、卵の殻に切れ目が入るのです。
中は、半熟状態!!
山口 浩シェフは
「ホント10秒単位で変わってゆくので、キッチンは大変ですよ」と。
船の中という環境での朝食でしたが、実に見事な完成度でした。
朝からしっかり食べて幸せでした。
神戸北野ホテル
神戸市中央区山本通3-3-20
078-271-3711
門上武司食研究所サイトに
2/05 付、
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投稿者 geode : 02:41