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2009年04月30日
「新愛園」 神戸・元町・中国料理
おそらく十年近くご無沙汰です。
99年に「あまから手帖」に係わることになり、
神戸の中国料理店を何軒もロケハンして以来です。
まずは名物というか
「新愛園」の実力を知らしめたふかひれの刺身。
ふかひれは
こりっとした歯応えからこぼれる旨み。脱帽です。
ピータンの口溶けとコク。
活けミル貝のあえもの広東風。
白ミル貝は軽く熱を入れ、白髪ネギとタレで和える。
甘味にネギの辛さとしゃきしゃき感が加わり、旨さ増大です。
イカです。
さっと熱を加えて甘味を引き出すのです。
これがまたたまりません。
イカの天ぷらというかからあげです。
香ばしさと甘味の二重奏につい手が伸びてしまうのです。
スペアリブの中華風味噌炒め。
味噌の力を借り味わいが深まります。
わたり蟹と春雨の土鍋煮込み。
これも広東料理には欠かせない献立です。
わたり蟹の旨みがしみ込んだ春雨。よくできた一品です。
豆苗の炒めもの。
水餃子。
空芯菜の炒めもの。
締めの麺です。スープが旨い。
ホント、久し振りに食べたのですが、
一つひとつ丁寧に調理されているのが伝わってくるのです。
また近いうちに訪れたい一軒です。
親愛園
神戸市中央区北長狭通3丁目2-10
078-331-0924
門上武司食研究所サイトに
2/05 付、
☆『海外通信』Paris 通信 Vol.15
日本人のケータリンググループ“スケッチブック”
公開しました。↓
その他、
☆「名店の賄い」
第四回 「ショコラティエ なかたに」
☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」
☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
Vol.4「野飲の醍醐味」
☆今月の「学会」レポート
2008年4月度「第64回 パトゥ」
も公開中。↓
投稿者 geode : 06:12