« | メイン | »

2009年05月21日

「日の出製麺所」 香川・坂出・うどん

昨日に引き続き、今日も香川のうどんです。
坂出の「日の出製麺所」。昭和5年創業の製麺所の名店です。

週末ということもあってすごい行列です。
周辺の駐車場を見ると、近隣だけでなく
四国全域、中国・関西のナンバーもかなり多いのです。

この「日の出製麺所」の名前はいまや全国区の感があります。
営業時間は11時半か12時半の一時間のみ。
その時間は、店頭でゆがきたてのうどんを食べることができます。
というのは本業は、あくまでも製麺所、つまりうどんの製造と卸し。
ですが、お客様に失礼の無いように、集中して美味しいうどんを
出せる時は・・・と、たった一時間ながら、店舗を開放。
そしてその一時間を目指し、多くのお客さんが訪ねてくるのです。

09052131.jpg

ぶっかけうどんを食べました。

09052138.jpg

まずは何もつけずにそのまま。
これで太さや固さ、粉の香や味わいが分かるのです。
やや太めで歯応えありの、
その後から粉の味が追いかけてきます。

次にネギ(これも自分でハサミをもってネギを切るのです)を
好きな分量だけ切っていれます。

09052140.jpg

生姜も入れると、またここで麺の味に変化が生まれます。

そして最後にだしを入れると、イリコの香りが立ってくるのです。
いわば典型的なさぬきうどんの味わいです。

09052141.jpg

なんとこれで100円。行列が出来るはずです。

持ち帰りの商品も数種類用意されています
なんとも多くの人に囲まれて食べる。なかなか楽しい経験でした。

日の出製麺所
香川県坂出市富士見町1丁目8-5
0877-46-3882

門上武司食研究所サイトに

2/05 付、
 ☆『海外通信』Paris 通信 Vol.15
   日本人のケータリンググループ“スケッチブック”
公開しました。↓

http://www.kadokami.com/

その他、
 ☆「名店の賄い」
   第四回 「ショコラティエ なかたに」

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」

 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.4「野飲の醍醐味」

 ☆今月の「学会」レポート
  2008年4月度「第64回 パトゥ」

も公開中。↓

http://www.kadokami.com/

投稿者 geode : 02:00