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2009年06月05日
「ラ・ベカス」 大阪市・高麗橋・フランス料理
今年の1月以来の「ラ・ベカス」です。
大阪のフランス料理にあって、
常に最前線を走り続ける渋谷圭紀シェフの存在は、大きなものです。
この日は、シェフのおまかせコースとしました。
イカのマリネと胡瓜のスープ。
添えられた人参の甘味、その感覚は舌がしっかり覚えています。
鮎のリエットとヴィシソワーズ。
これはシェフのスペシャリテです。
鮎を季節の素材、つまりジビエととらえて完成した逸品。
ヒメジのフュイテ。
サクッと焼けたパイ生地にヒメジです。食感の面白さありです。
長崎産伊勢海老のサラダ。
フルーツのソースが生きています。
ボルドー産ホワイトアスパラガス 和風オランデーズ。
アスパラガスの苦味とオランデーズの饗宴です。
花付ズッキーニのファルシ 烏賊墨ソース。
サマートリュフです。
モリーユとムースロン アスパラソバージュ。
野菜と茸の拮抗状態が楽しいです。
鮑と筍 肝のソース。
肝と筍が実にいい感じです。
甘鯛 小エビのソース。
さやの中に野菜が詰まっています。
シェフの思いが詰まっているのです。
天草大王地鶏のロースト トリュフソース。
ここでしっかりガツンときました。
パッションフルーツのゼリー りんごのソース。
最後はプリンです。
この秋からは、このようなメニュー・デギスタシオンになる予定とか。
もちろん、アラカルトもあるのでしょうが、
こんなコース料理も登場です。
変化がないと料理は、すぐに後戻りです。
渋谷シェフの新たな世界を垣間見た感じです。
ラ・ベカス
大阪市中央区高麗橋4−6−2 銀泉横堀ビル1F
06−4707−0070
門上武司食研究所サイトに
2/05 付、
☆『海外通信』Paris 通信 Vol.15
日本人のケータリンググループ“スケッチブック”
公開しました。↓
その他、
☆「名店の賄い」
第四回 「ショコラティエ なかたに」
☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」
☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
Vol.4「野飲の醍醐味」
☆今月の「学会」レポート
2008年4月度「第64回 パトゥ」
も公開中。↓
投稿者 geode : 01:38