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2009年06月25日
「一碗水」( イーワンスイ ) 大阪市・堺筋本町・中華料理
東京から新大阪。そこから本町に直行です。
「紀伊国屋書店」で「スローフードな宿2」を
平台に置いて頂いているので、訪問しました。
ありがとうございます。
そこからすぐの「一碗水」( イーワンスイ ) へ。
この日は由布院のメンバーと5名です。
由布院の人達はホントに熱心で、
気になる飲食店にはすぐに足を運ばれるのです。
6種類の前菜が出ました。
鶏の挽肉と干し貝柱を布豆腐で包み蒸し上げたもの。
貝柱の旨味です。
揚げ茄子に実山椒ソース。
この実山椒の辛味と茄子の相性見事。
山科唐辛子を、高菜やニンニクなどを合わせた調味料で炊いたもの。
その調味料独特の味わいがクセになりそう。
マナガツオの香り揚げ。
しっとりしながら濃厚な味わい。
マナガツオとスズキとアイナメの内臓をペースト状にし、
そこにピータンなどを入れて固めたもの。
これも酒が欲しくなる。
アヒルは、
醤油煮込みと塩漬けの二種類。
このようにバラエティに富んだ前菜が次々登場、
これで食欲はハイテンションです。
スープですが、上湯に豆腐、ジュンサイ、スズキ、筍、椎茸などが入ります。
うっとりするほどの旨さです。
アイナメ、四角豆、ゴーヤ、中国オリーブの炒めもの。
アイナメの旨さがひかります。
根曲がり茸、空豆、中国の餅をナズナソースで。
根曲がり茸の旨いのなんの。こんなメニュー、たまりません。
伊賀豚ですが陳皮を漬けた水で豚をもむ。
それを火入れするのですが、その柔らかさは驚くほど。
タマゴは、キクラゲ、トマトを入れ黒酢にラー油、パクチで仕上げ。
トマトの甘みや酸が一緒になります。
お粥も素晴らしい。
デザートは
マンゴープリンと
ライチで締めくくります。
なんともメリハリの利いた組み立てでした。
全員大満足でした。
「一碗水」( イーワンスイ )
大阪市中央区安土町1-4-5
06-6263-5190
お知らせです。
新著「スローフードな宿2」(木楽舎)が発売となりました。
04年に出版されて以来、数十軒探訪した宿から今回は30軒の紹介です。
是非とも書店にてご覧ください。
門上武司食研究所サイトに
2/05 付、
☆『海外通信』Paris 通信 Vol.15
日本人のケータリンググループ“スケッチブック”
公開しました。↓
その他、
☆「名店の賄い」
第四回 「ショコラティエ なかたに」
☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」
☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
Vol.4「野飲の醍醐味」
☆今月の「学会」レポート
2008年4月度「第64回 パトゥ」
も公開中。↓
投稿者 geode : 02:03