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2009年07月06日
「ラ・バレンヌ」 大阪・新町・フランス料理
「松竹座」でステージが終わったのが午後8時過ぎ。
そこから西区新町に移動し、フランス料理店の「ラ・バレンヌ」へ。
およそ半年ぶりです。
コースを聞くと5000円、7000円、9000円。
5000円のメインが、なんとウサギ。
これに医師二人と僕は反応しました。
メンバーはワイン好きの医師や広告代理店のスタッフ達です。
では始まります。
突き出しは、グジェール。
ブルーチーズ風味のシュー生地です。
フランスの典型的な突き出しです。
未来コーンのブルーテ。
生でも食べられるトウモロコシ・未来コーン。
非常に瑞々しく甘さもたっぷり。
新鮮なウサギなのでタン、ほほ、脳味噌です。
この脳味噌がすこぶる付きの旨さ。ちょいと興奮気味。
オマールの濃厚なゼリーにカリフラワーのムース、ホタテです。
これもどっしりとせめてきます。
作り手の迫力が漲っています。
キノコのテリーヌ。
シャンピニョン、プルロット、ジロール、トランペット。
このテリーヌは味わいに厚みがあって、
口の中で充実感が広がるのです。
シャンパンのシャーベット。
メインのウサギ。
この潔い盛り付け。キレイな焼き色。
ウサギファンには溜りません。唸りました。
また別皿で、内臓もきちんと供されるのです。嬉しくなってきました。
アールグレイのプリン。
ラストは、ほっとひと息。可愛いいプティフールと
エスプレッソ。
半年前も良かったのですが、今回は余分なところというか、
焦点がピシッときたという感じです。
シェフのやりたいことが定まったということでしょうか。
近々、再訪という気持ちを強めました。
ラ・バレンヌ
大阪市西区新町1-16-5 橋口ビル1F
06-7504-6264
お知らせです。
新著「スローフードな宿2」(木楽舎)が発売となりました。
04年に出版されて以来、数十軒探訪した宿から今回は30軒の紹介です。
是非とも書店にてご覧ください。
門上武司食研究所サイトに
2/05 付、
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その他、
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第四回 「ショコラティエ なかたに」
☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」
☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
Vol.4「野飲の醍醐味」
☆今月の「学会」レポート
2008年4月度「第64回 パトゥ」
も公開中。↓
投稿者 geode : 07:33