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2009年08月21日
「開化亭」 岐阜・鷹見町・中華料理
「河原町泉屋」で鮎三昧を楽しんだ翌日のお昼は、
中華料理の「開化亭」です。
噺家さんは「開化亭」初体験で、楽しみにされてました。
最初はスープです。
蒸しアワビに、信州の松茸、冬瓜に上湯。
松茸は充分に薫りも味も立派。上湯が旨い。
アワビの食感も素敵ですね。
続くのがスペッシャリテ、冷製ビーフン・キャビアです。
ビーフンと太白胡麻油、アサツキ、
そしてキャビアという組み合わせですが、
この歯応えから押し寄せる塩分や旨みなどに、何度食べても感動ものです。
これまた定番人気の一品。フカヒレのステーキです。
上湯をしっかり湛えたフカヒレの表面はカリッと。
なかから上湯のおいしさがこぼれてきます。
やっぱり傑作です。
しかし、この和良川の天然鮎春巻き。
初めて食べた時の驚愕は、今もずっと続いています。
塩焼きにも匹敵する食感と感動。
これを創造する古田 等さんは、天才です。
担々麺。
汁ありのほうです。
締めはネギ焼きそばにしました。
これもすごいんです。
ややカリッと焼けた感じに、すこし甘みの味付け。
ネギの薫りなどが融合して見事な一皿に仕立てたのです。
杏仁豆腐です。
ギリギリの柔らかさ。
分量もちょうど良く、
なかなか充実した昼ご飯となりました。
「開化亭」に向かう前に、
「岐阜県美術館」で開催中の「時代を創った日本画家たち」という企画展。
近世の日本画家達のアグレッシブな作品には唸りました。
開化亭
岐阜市鷹見町25-2
058-264-5811
新著「スローフードな宿2」(木楽舎)が発売となりました。
04年に出版されて以来、数十軒探訪した宿から今回は30軒の紹介です。
是非ともご覧ください。
門上武司食研究所サイトに
2/05 付、
☆『海外通信』Paris 通信 Vol.15
日本人のケータリンググループ“スケッチブック”
公開しました。↓
その他、
☆「名店の賄い」
第四回 「ショコラティエ なかたに」
☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」
☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
Vol.4「野飲の醍醐味」
☆今月の「学会」レポート
2008年4月度「第64回 パトゥ」
も公開中。↓
投稿者 geode : 01:42