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2009年09月24日
「イタリア食堂 コロンボ」 京都・河原町丸太町・イタリア料理
前夜「カーサビアンカ」で食事をした際にマダムから
「ウチから独立した店があります」とショップカードをもらいました。
開店は8月11日。
河原町丸太町下ルの「コロンボ」です。
「コロンボ」という店名。
僕は三十数年前に初めての海外旅行の行き先がスリランカ。
その首都の名前がコロンボ。
または「刑事コロンボ」の印象が強いのですが、
シェフの吉村雅博さんによると
「コロンボはイタリア語で森鳩の意味です。平和の象徴ですし、
天敵がないそうなので、この名前にしました」とのこと。
以前シェフがお世話になったオーナーが始めた喫茶店が「コロンバン」。
これはフランス語で森鳩の意味。それをイタリア語にしたというわけです。
ランチメニューは一種類。
前菜の盛り合わせ。
本日のパスタ(チョイスあり)
ドリンクに小菓子。
この日のパスタは
タラコのスパゲッテイと野菜たっぷりのスープです。
まずは
前菜の盛り合わせ。しっかりボリュームありです。
トリッパの煮込みや生ハム、スモーク、キッシュなど。
そしてタラコのスパゲッティ。
これはレモンオイルがかかっていて、
かすかな酸味がタラコを引き立てているのです。
上に乗った紫蘇の香りが強くていいです。
野菜たっぷりのスープは、
名前通りにホントに野菜を食べているような感覚です。
野菜は滋賀県草津の「太郎園」という
西洋野菜を作っている農家からの仕入れということです。
これらの野菜が力強くて、香りや味がしっかりしています。
デザートは
追加でラズベリーのラチャーダ(ミルクレープ)を食しました。
カウンターの椅子。
よく見ると腰掛ける部分と脚の部分の木材が違っています。
実は上の部分は「カーサビアンカ」のカウンターで永年使っていた椅子です。
それに脚を付け使っているのです。
新しいのにどこか郷愁を誘うモノがあります。
このように弟子に引き継がれてゆく様はいいですね。
「コロンボ」、まずはランチから始めましたが、
次は夜にイタリア食堂の使い方をしたいレストランです。
イタリア食堂 コロンボ
京都市中京区河原町通竹屋町上る大文字町242ー4
075−241−0032
<お知らせです>
「京の大屋台村」
10月4日(日)午前11時スタート
京都勧業館 みやこめっせ
入場無料
京都でおなじみの日本料理店、イタリア料理店、
中華料理店、フランス料理店が「みやこめっせ」に集結。
各店一皿500円の料理を供します。
参加店は
「祇園さ々木」「菊乃井」「木乃婦」「修伯」「美山荘」(以上日本料理)
「イル ギオットーネ」「カーサビアンカ」
「ストラーダ」「タント タント」(以上イタリア料理)
「一之船入」「台北城」「竹香」「マダム紅蘭」(以上中華料理)
「ビストロ スポンタネ」「祇園ブルジョン」「ホテルグランヴィア京都」
「ホテル日航プリンセス」「ボルドー」「ル ヴェソンヴェール」(以上フランス料理)
是非とも、10月4日ご来場ください。
「スローフードな宿2」(木楽舎)発売中です。
04年に出版されて以来、数十軒探訪した宿から今回は30軒の紹介です。
是非ともご覧ください。
投稿者 geode : 02:20