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2009年10月21日
「カ セント」 神戸・中山手・スペイン料理
放送局の制作や事業の人達との会食。
神戸の先鋭的なスペイン料理の「カ セント」です。
ここの福本伸也シェフは
バスクの「ムガリツ」で修業をした、日本人初の料理人です。
キノコの茶碗蒸し仕立て・白トリュフ添え。
香りと食感のコラボレーションですね。
アミューズが数種類。
スペイン・カンタブリア産のアンチョビ。
これが旨いんです。
塩分の効き方など見事といえます。
カワハギのモホソース和え。
カワハギの旨みしっかり。
フォアグラのムース。
濃厚です。
バスク産ビゴール豚の生ハム。
このねっとりとろりの旨さにはみんな感動です。
チョリソです。
塩分もバッチリ。
ウイキョウのガスパッチョ。
新解釈です。
前菜は
北海道厚岸のカキ
上に昆布。グルタミン酸追加です。
フォアグラのコンフィ。
素敵な火入れです。
今日届いた野菜たち。
「ムガリツ」のスペッシャリテ。
それぞれの野菜がしっかり主張をしています。
魚は
サワラのソテー。
ぷっくりとした感じ。
肉が
イタリア・ロンバルディア州の仔豚 “マィアリーノ”。
下にはイチジク。やや甘めのソースが効いてます。
ヴァレンシア風おじや。
ほっとする一品。
デザートは
オレンジのソルベに人参。
レモンプリンです。
締めはマスカルポーネのアイスです。
なんとも楽しい料理と会話。
時間が経過するのを忘れてしまいそうなディナーでした。
いつ食べても福本シェフのクリエーションには驚くばかりです。
カ セント
神戸市中央区中山手通4-16-14
078-221-2722
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是非ともご覧ください。
投稿者 geode : 08:08