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2010年02月04日
「Restaurant TOYO」 フランス・パリ・レストラン
パリ六日目の昼です。
出発前に美木剛さん
(元・レストラン「ジャン・ムーラン」オーナーシェフ)から
「ジャン・ムーラン出身者が
初めてパリでレストランを開きました」との連絡がありました。
「Restaurant TOYO」です。
シェフは中山豊光さん。
パリに移り15年を超えると言います。
独立までにはデザイナーの高田賢三さんのシェフを勤めた料理人です。
アミューズは
レンコンチップスに、バイ貝にシメジです。
軽やかに良いスタートをしました。
次は締め鯖とワカメのタルタル。
和と仏の融合です。
そしてヒラメの昆布締めと
「祇園さ々木」さんがお土産に持参したカラスミです。
かなり和に近い印象。
サトイモにエビ、アワビをコンソメで炊き込んでいます。
それぞれの食感の違いが楽しいメニューです。
帆立と大根餅のコンビネーション。
越境の料理といってもいいかもしれません。
でもうま味はきちんと引き出しています。
柚子胡椒の香りも効いていました。
ポトフです。
ソースも届きます。
すね肉は噛むことによってじんわり味わいが溶けてきます。
締めに登場したのが
蟹と金目鯛とキノコを、
アサリと鶏のだしで炊き込んだ土鍋ご飯です。
取りわけて海苔をかけるのです。
ご飯を食べるとなんかほっとします。
またまたなんと、カレーも出てきました。
白身魚のフライも付いています。
「白いご飯あります?あれば下さい」というオーダーにも
きっちり答えてくれました。
全員笑顔でカレーライスを頂きました。
デザートは
抹茶のティラミス。
ウォッカとパッションフルーツのソルベ。
そして
グレープフルーツのチョコレートと
金柑茶で締めくくり。
「まだオープンしたばかりで、店内もきちんと出来上がっていません。
メニューもこれからどんどん変わってゆきます」と中山さん。
長く伸びたカウンター、奥に個室が一つ。
とても快適な空間です。また訪れたい気分。
シェフがのびのび料理を作っているという感覚が伝わってきます。
Restaurant TOYO
17,Rue jules chaplain 75006 PARIS
01 43 54 28 03
投稿者 geode : 02:58