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2010年02月05日
「Restaurant Passage 53」 フランス・パリ・レストラン
パリ六日目の夜、最終です。
シェフの佐藤伸一さんは、かって「アストランス」で働いた経験があり、
一時日本に帰国した時、大阪の「トゥールモンド」で
料理を作ってもらったことがあります。
昨年夏に「Restaurant Passage 53」のシェフとして
スタートを切ったわけです。
アミューズは黒オリーブのサブレ。
淡い甘さです。
パネのスープにトリュフの粉末です。
なんとも繊細な感じ。
アーティチョークのベニエ、カキと柚子。
カキは生を叩いています。
これは不思議な組み合わせでした。
グリルされたイカの下にはカリフラワーのムース、
上には薄く切られたカリフラワー。
まさに佐藤伸一シェフの世界。色彩と食感のマジックです。
帆立のポワレ セルフィーユの根のピュレにトリュフです。
これは王道の相性。帆立の火入れは見事でした。
アワビのシャンパン蒸し。
この姿もシェフの美意識です。
次はフォアグラのクレモンティーヌソースです。
しっとり仕上がったフォアグラ、
その甘みと酸味を湛えたソース。
タラのキャラメリゼにトリュフソースです。
これも間違いなしの味わい。
続いてタマネギのキャラメリゼにトリュフです。
タマネギの甘さとトリュフの濃厚な味わいが生きています。
メインは鳩です。
この鳩が旨いこと。火入れは完璧で、うっとりです。
そこにトリュフが容赦なく絡みます。
デザートは
ライチにグレープフルーツ、そしてレモンのソルベ。
トリュフのタルトにトリュフのアイスクリーム。
小菓子のフィナンシェで終了です。
シェフの佐藤伸一さん。
店名にあるようにパッサージュの中にある可愛いレストランです。
Restaurant Passage 53
53 passage des panoramas 75002 Paris
01 42 33 04 35
投稿者 geode : 02:03