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2010年02月18日

「グランメゾン グラシアニ 神戸北野」 神戸・北野異人館通り・フランス料理

九州から関西へ来られた医師ご夫妻、
元フランス料理人夫妻など7名のテーブルでした。

この日、縁あって、
石川県能登・旧前田藩猟場逆網猟の
野ガモを食することになりました。

それをシェフが見せる。

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一ヶ月半の熟成期間を経て調理されるとのことです。

温かいアミューズ。
アスペルジュブランシェの茹上げ ミモザ風です。

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アスパラガスの典型的な調理法。この固さは日本仕様。
フランスならもっと柔らかいことでしょう。

冷たいアミューズのバリエ。
左から
 フグの薄切りと白子 海藻とポン酢の泡
 焼きフグと下仁田ネギ ケッパーソース
 シマアジのカルパッチョとトマトコンフィ ジェノバ風

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食材を重ねているのですが、軽さはきちんとあり良いスタートです。

島根県産松葉蟹とラングスティーヌ・帆立貝のモワール仕立て
ピュイ産レンズ豆と甲殻類のクレームレジュール

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パリでもそうだったのですが、
ガストロノミーでは金粉が流行っているのでしょうか。
このコクと軽みのせめぎ合いは見事なものですね。

青森県産キンキと聖護院蕪のアラヴァプール ラビオリ仕立て 
 柚子風味のヴィレグレットとエルブのプティ・サラダ

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これにはやられました。
キンキと蕪の出会いは想像外の産物。
そのキレのある旨みに驚きです。

さあ、鴨が焼けてきました。

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シェフの笑顔を見ると、焼け具合の良さが伝わってきます。

石川県能登・旧前田藩猟場逆網猟の野ガモロティー 2皿サービス
シュプレーム ポムスフレとソース・サンチュベール

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キュイス フランス産フレッシュ黒トリュフとジビエのパイ包み
 フォアグラ添え ソース・ペリグー

いずれも胸身のシンプルにして潔い料理。
ポムスフレも旨く、ソースの粘りもいいですね。
香りはしっかり。
腿は、内臓とトリュフ三昧という贅沢な一皿。

フランスより空輸の

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完熟フロマージュ ドライフルーツと
ナッツたっぷりのパン・ド・セーグルと共に。

デザートは

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熊本産あまおう苺サラダ 濃い牛乳のソルベ添え。

グラシアニ特製ワゴン・デセールから。

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三品取りました。

キャフェと

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プティ・フールです。

この日頂いたワインです。

なんとも贅沢な時間でした。
食べることが大好きな人物が集まると、
盛り上がること、盛り上がること。

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グランメゾン グラシアニ 神戸北野
神戸市中央区北野町4-8-1 グラシアニ邸
078-262-6650

投稿者 geode : 02:53