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2010年03月01日

「イ・ルンガ」 奈良・春日野・イタリア料理

奈良のイタリア料理店です。
昨年開店した店ですが、結構予約で席が詰まっています。

この日は、気温も高く
近鉄・奈良駅から、歩いて「イ・ルンガ」に向かいました。
九州からいらした食いしん坊夫妻や
神戸のフレンチのシェフなどと。

オーナーシェフの堀江純一郎さんは、
イタリアでミシュラン一つ星を獲得した料理人。
無骨と繊細さが隣り合わせという、
迫力ある料理を作ってくれます。

まずは、
ワカサギの付き出しです。

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下に敷かれたじゃがいものピュレとの出会いものです。

パンも

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フォカッチャやはったい粉のパンなど多彩です。

ホエー(乳清)で育った馬肉のタルタルです。

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元来タルタルは「馬から生まれた料理」という説があるのです。
つまり、タルタル人(タタール人)は遊牧民で、馬に乗って各地を回る。
そのとき食用の馬を連れる。
しかし、馬肉は硬く、そのために切った肉を鞍下に置き、
自らの体重と馬の運動で柔らかくしたと言われています。
そこに香辛料で味付けをしたものです。
そんな話をしながら食しました。
チーズも利いています。

有頭海老のソテー。

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ソースは栗のハチミツ。
シェフに聞くと、
これはイタリア海岸沿いの郷土料理ということでした。
甘さが、なかなか強烈です。

ホワイトアスパラガスを生ハムで巻き、黒トリュフ。

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卵のソースです。
生ハムの塩分がアスパラの旨みを引き出します。

このパスタこそシェフの真骨頂。
「うどんみたいでしょ」と言われたロンブリケッリ。

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この食感と肉のラグーソースとの相性抜群です。
うっとり。

カボチャのリゾット 牛の膵臓にマルサラ酒のソース。

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この膵臓のコリッとねっとりの歯応えから
内臓特有の味わい。いいですね。

メインは蝦夷鹿のロースト。
ロース部分です。

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ソースを作るときに八角、丁字などが入ります。
香りも食感もこれまでの蝦夷鹿とは全く異なるものでした。
これもシェフの技。

お菓子は、

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グラニテから。

続いて、

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ラム酒のパルフェにバナナ。

最後に小菓子です。

ほぼ3時間食べ続けました。
喰らい、飲み、喋り続け。
平均年齢は50歳をはるかに超えていますが
健啖家の宴は楽しいモノであります。

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イ・ルンガ
奈良市春日野16 ふれあい回廊「夢しるべ風しるべ」内
0742-93-8300

投稿者 geode : 03:44