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2010年03月12日
「ソプラーノ」 大阪・北新地・イタリア料理
大阪・北新地のイタリア料理店「ソプラーノ」が一周年を迎えました。
地産地消を旨とする矢野シェフの技が光ります。
この日は、
堺産・完熟トマトのジュレと水牛モッツァレラのムース
「カプレーゼ」スタイル。
香り高く食感は良い口溶けです。
グラスを横から見るとこんな風。
最初から刺激あり。
軽く炙った浜坂産天然鯛の昆布〆カルパッチョを巻いた緑アスパラ
そのフュメのフィルムとウニと共に 南河内産 橙風味。
春らしい一品ですね。
フィルムの味わいも絶妙で鯛の旨みが生きています。
やなもり農園ブロッコリーのスープ パッケリとスパイシーなフォアグラ、
泉州産平貝のポワレと共に。
ブロッコリー、フォアグラ、平貝の一体感が見事。
塩の効き方も適確でした。
となりのテーブルに梁森壮太さん。
少し話しました。
ストゥリケッティと唐辛子のガルガネッリが一つ
青空放牧豚アグーのサルシッチャと泉州産飯だこの軽いラグーソース。
パスタの歯応えと共に口の中に広がる旨みの重ね具合。
ほっとひと息、
ひやしあめのグラニータ。
大阪ウメビーフ、サーロインのキューブ
伊モデナ産、50年熟成バルサミコと30ヶ月熟成パルミジャーノのサラダと共に。
アミノ酸の旨みに包まれた料理ですが、
ウメビーフも健闘です。
「ティラミス」見立て
生野産特選豆腐のセミフレッドとエスプレッソ風味のサータアンダギー
南河内産デコポンのゼリー添え。
素材を多数組み合わせながら
一皿のまとまりをみせるのが技です。
素材と向き合い、それを自由自在に組み合わせる。
そんなシェフのこれからが愉しみです。
ソプラーノ
大阪市北区曽根崎新地1-5-23 吉紹ビル1階
06−6442−7708
投稿者 geode : 02:02