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2010年04月06日

「ル・ビストロ クードポール」 大阪・天満橋・フランス料理

あるテーマを決め、
ワインを持ち寄り、飲むという趣向の食事会をやっています。

先月に企画した食事会は
僕が風邪で欠席したので、今回、リベンジとなりました。

今回のテーマというか、御題は「虐待ワイン」です。
タイトルはえらくセンセーショナルですが、
要するに保存状態が悪かったワインが
どのような変化を見せるかを味わうのが目的です。

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とはいってもすべて「虐待ワイン」というのではなく、
僕と友人の二人のみが「虐待ワイン」、後は真っ当なワインが揃いました。

最近「クードポール」はアミューズが3皿並びます。

まず
アワビのコンソメジュレと香川県産ホワイトアスパラガスのジュレです。

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ガラスのグラスに入ったジュレたち。

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爽やかな微笑を投げかけてくれます。

そこに登場したシャンパーニュ。

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しっかりしたミネラル感がありました。

続いて
ハリイカとグリーンアスパラガスのカルボナーラです。

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「今日来られたお二人がパリに行かれた時に食べられたメニューを聞いて、
 自分なりの解釈で作ってみました」とのこと。
パリの「トーゥミュー」で食したメニューです。
温度卵も効いています。

ここにもシャンパーニュ。

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別の味わいが印象的です。

そして
塩漬けもち豚バラ肉のボイル。

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うすいえんどう豆と春キャベツを添えて。
この豚がやたらと旨いのです。

ようやく前菜です。
鰆のコンフィ 桜の木のスモーク ウドとクレソンのサラダ添え。

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スモークの香りがいいですね。

フォアグラのポシェと泉州朝掘りタケノコのコンソメスープ。

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フォアグラとタケノコ。しっとりです。

魚料理は
桜鯛の岩塩包み焼き ふきのとうのソース。
塩はしっかり。

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お皿に盛られ登場。

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ふきのとうが入ったソースが鯛にいい相性です。

肉料理は
牛テール肉の赤ワイン煮込み。

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赤ワインでしっかり煮込み、そのあと一昼夜寝かす。
これでワインの味が牛肉に入り込む。

ここで

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参加者協賛のチーズです。

いちごのミルフィーユと紅茶風味のアイスクリーム。

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ミルフィーユ、

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サクッとした歯ざわりで色っぽいです。

最後にエスプレッソ。

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優しい苦みが美味しいです。

この日に飲んだワインですが
84年のジュブレ・シャンベルタン(グロフィエ)の
液面はかなり下がっていました。

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が、予想よりはるかに元気でした。

もう一本は71年のシャトー・ベイシェベル。

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これはもっとひどい状態でしたが、案外楽しめました。

じつは友人が持ってきた96年のトロッケン、

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これも大丈夫でした。

残りはこんなラインナップ

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健全なワインをすっかり楽しんだのです。

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ル・ビストロ クードポール
大阪市中央区船越町1-3-5 ザ・マーキュリー愛晃ビル1F
06-6941-8577

投稿者 geode : 02:57