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2010年04月09日
「祇園 さ々木」 京都・祇園・日本料理
5名の宴席でした。
「FALL IN LOVE」、
お茶の名前です。
「祇園 さ々木」のエチケットが付いていました。
これはすっと喉を通る一杯です。
「海鱒のコンフィ、湯葉、帆立」から始まります。
海鱒は落花生油でコンフィに。
47℃で2時間半とか。いい火入れです。
ソースの柔らかな酸味が素晴らしいです。
「鯛の白子、アスパラ、そら豆、蛍烏賊の燻製」。
鯛の白子は梅酢で、その酸味が見事。
蓋を開けると、椀物は「あいなめ」です。
たっぷりと椀だねがある。
佐々木さんらしい装いです。
さあ、向付けです。
平皿に
五島列島の鮪のトロ、
その左側に、
山口の赤貝、
和歌山のカツオ、ヒラメのエンガワ。
このエンガワの厚みには驚きです。
そしてキンキの炙りを握ってくれます。
このように
しっとりした味わいです。
アジは
香住で少し酢で締めています。
熱々の筍と若布です。
筍は京都の塚原から。
若布がとろとろでなじみます。
次に釜から出てきたのは、牛タンの塩釜包みです。
それをスタッフが準備し、
大将が切ってゆきます。
この美しいこと。
歯応えもしっかりあって、
旨みのエキスが口の中で暴れます。
愛媛県西条市のトマトもいい酸味です。
御飯の前に一品。
「和のブイヤベースです」とのこと。
鯛、アイナメ、車海老、グジ、アサリ、
白菜、人参、昆布などが入ります。
このだしというかスープはさすがです。
そして締めの御飯は
麦トロ・マグロ御飯です。
大将が御飯を入れ、スタッフがマグロを置き、
次にとろろをかける。
流れる仕事ぶりがいいですね。
最後はノドグロにゅうめんです。
だしがよく効いています。
デザートです。
イチゴ100パーセントのソースに
バニラアイスと宮崎マンゴーです。
佐々木劇場満開で、あっという間の二時間半でした。
祇園 さ々木
京都市東山区八坂通大和大路東入小松町566-27
075-551-5000
投稿者 geode : 03:05