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2010年04月19日
「料亭 いか里」 大阪・北新地・日本料理
仙台の友人から短角牛のタンが届きました。
数年前に一度届いたことがあり、
北新地の「いか里」の料亭でそれを食したことがあります。
ここのご主人がタン好きということもあり、
再度お願いしたのです。
まずは、
筍などの前菜で始まりです。
牛の煮込み。
濃い味で旨い。
椀物というよりスープです。
濃度も結構あり。
ここまでは「いか里」さんの定番です。
短角牛のタンは、生からスタート。
タンの根元、やわらかい部分です。
ねっとりとした粘りに続く甘みが魅力です。
芥子と醤油で、甘みが強調!!
タンのステーキ。これにはやられました。
弾力ある食感を跳ね返す旨みの連続投球。
塩でも素晴らしい。コクが出ます。
ここで筍を挟むのが料理人の技ですね。
淡い味付けで、味覚のリセット。
続いて登場したのが
タンのステーキ、ブルーベリーソースです。
これも料理長の真骨頂。
果実の甘みと酸味が、タンとこれほどマッチするとは。
驚きでした。
締めはタン・シチュー。
どんどん攻めてきます。
一日は煮込んだのでしょう。
歯応えの奥に潜むタンの旨み。
夕方仕事を終え、なにも食べないつもりでしたが、
ミナミで「つけ麺」の店がオープンするので
そのレセプションに出席。3杯食べた後でした。
このつけ麺店「宮田麺児」といいます。
つけめん王子こと
「シャンプーハット」の宮田てつじさんプロデュースの店で、
これがまた旨いんです。
そして、この夜飲んだワインは2種類。
ヴュー・シャトー・セルタンの96年。
まだ若さを感じる味わい。
結構複雑な香りを感じました。
クスダ ピノ・ノワールの08年。
これは熟したジャムのような香りと味わい。
これは旨い一本です。
タンの風味。
改めてすべてに満足の一夜でした。
料亭 いか里
大阪市北区曽根崎新地1-6-12
06-6341-0741
投稿者 geode : 02:38