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2010年06月17日
「ガスビル食堂」 大阪・平野町・欧風料理
和歌山の食材をメインにした
イベントの打ち合わせを兼ねての食事。
女性一人に男性四人という構成です。
スタートは
生セロリとアミューズ。
この生セロリには逸話があります。
ガスビル食堂の創業は昭和8年。
当時の大阪瓦斯会長の片岡直方さんが
「本物の西洋料理にセロリは欠かせない」と
種子をカリフォルニアから取り寄せ、自ら栽培されたもの。
この意思が今もずっと生きているのです。
アミューズは
クリームチーズのクレープ包み。
塩を軽く振って食べるセロリが旨いんです。
穴子とクスクスの取り合わせ ハーブサラダ添え
ラタトゥイユソース。
穴子はしっかり味が付いています。
その下にクスクスが敷いてあります。
ソースが結構濃厚で、面白い組み合わせとなりました。
コンソメスープ。
これは見事です。喉が鳴りました。
鱸のポワレ ベアルネーズ焼き
バジル風味の白ワインソース。
ベアルネーズは、オランデーズソースに
レモン汁と香草をプラスしたものです。
クラシックなスタイルで懐かしい味わいです。
お口直しは、
カシスのソルべ。
メインは和牛フィレ肉のグリル マデラ酒ソース
トリュフ入りクロケットを添えて。
フィレ肉は香りがあって良い感じ。
旨みもしっかりあります。
デザートは
メロンから始まり、
杏仁プリンにマンゴーシャーベットをあしらった
初夏のデザート。
これに小菓子とコーヒーです。
昭和初期の雰囲気を残した貴重なレストランです。
ゆったりとした空気が流れているので、
ついおしゃべりに饗してしまいました。
ガスビル食堂
大阪市中央区平野町4丁目1−2 ガスビル南館8階
06-6231-0901
投稿者 geode : 01:42