« 「祇園 大渡」 京都・祇園・日本料理 | メイン | 「祇園 おかだ」 京都・祇園・日本料理 »
2010年07月09日
「アコルドゥ」 奈良・富雄・モードスパニッシュ
調理師専門学校の教授やカメラマン、
コピーライターなどとの食事です。
ランチは予約で満席でした。
カトラリーの置き方も個性あり。
ガス入りの水です。
右が天然の発泡で、
少しミネラルが多い分ほのかに塩分を感じます。
左はガス注入タイプです。
「生まれたてのミルク」。
深紅のベールに包まれた
39℃のボッコンチーノ トリュフの泡。
39℃は牛の体温だといいます。
香りはトリュフです。ビーツの感じがいいです。
オリーブオイルにバター、岩塩です。
パンもカリッと焼けています。
香ばしさもいい。
半生のエビ、浅利、亀の手、
旨味と抹茶のほろ苦いインフュージョン、ミント風味。
エビの甘さに野菜の青味がよくマッチします。
新芽と葉、豆、土にまみれた野菜、
初夏のアコルドゥの庭。
パン粉のカリッとした部分を土に見立て、
そこに素敵な野菜を並べる。
大地のメッセージ、
蒸し暑い地域を思い浮かべる力があります。
マイワシのコンフィタード 燻したポレンタと酢漬けのネギ。
タマネギのシャキシャキ感が良い。
マイワシの旨味が充実です。
トマトとグレープフルーツのカペリーニ タタミ鰯と庭の大葉。
パスタの力が炸裂です。
軽く燻した五條の豚
エッセンスクロロフィリアとハシバミオイル。
しっとりとした火入れ、野菜の使い方が素晴らしい。
スペイン 羊たちのチーズ。
シードルを軽く。
それぞれの味わいがしっかり表現できています。
ピスタチオクリーム
マスカットワインとニワトコのネクタールゼラチン。
旨い。
これはシェフ・川島 宙さんスペッシャリテ。
水面の月、スミレの海
オレンジクリームのジェラート 炭砂糖と薄いパイの砂浜 柑橘の雲。
イメージの具現化ですね。
こんな感じで料理は流れてゆきました。
川島さんのトークもありました。
ゆったりした雰囲気が増してきました。
これからの展開が楽しみです。
アコルドゥ
奈良市富雄北1-1-1
0742-43-0222
投稿者 geode : 01:51