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2010年07月14日
「カハラ」 大阪・北新地・創作料理
たった8席のカウンターで繰り広げられる
「カハラ」森義文さんの世界を堪能しました。
大阪・柏原で採れるナイアガラという品種の
生ぶどう酒。
こんな箱の器が届きました。
空けると、中にはバジルシードが見えます。
その下にはどじょうとどじょうの子、もやしが入っています。
インドのマスタードオイルが辛みをプラスします。
どじょうやもやしなど食感の違いから美味しさも生まれます。
前菜です。
この美しい眺め。
鱧の焼霜にタスマニアのマスタード。
そしてアンチョビとトマトです。
ジャガイモの鎖、海苔、
クロワッサンの生地に穴子のフリット、トリュフ塩です。
この穴子の旨味が強い。
剣先イカ。
琵琶湖の稚鮎です。
海苔には、
焼いた吉田牧場のカチョカバロ。
まるでカラスミを塗ったようなうま味を感じるのです。
フカヒレです。
コンソメで味をしっかり含んだフカヒレに
カチョカバロの味がプラス。
賀茂茄子も良いです。
十割そばにカラスミ。
これも「カハラ」森さんのスペッシャリテです。
冬瓜の器に
アワビ、干しなまこ、博多すぎたけ、
ドラゴンフルーツのつぼみです。
パプリカのスープ。
さっぱりして、いい口直しとなります。
ステーキミルフィーユにつく春菊、
そこへ蕎麦の実や錦胡麻がかかります。
この香ばしさがたまらないのです。
ステーキミルフィーユ。
伊賀牛5枚重ね。
たっぷりの山葵を載せるのですが、
辛みは消え、香りだけが残っています。
金針菜の花。
そうめんかぼちゃ。
金時草。
とうもろこしご飯。
とうもろこしと御飯のハーモニーにうっとりです。
香の物。
ワシントンで採れるサクランボとピーチパイナップル。
ジュンサイと白玉小豆はシロップで。
この発想は見事です。
奥は珈琲豆にチョコレートのコーティング。
この珈琲は東京の堀口珈琲研究所のもの。
クミンシードのシロップ。
チャイです。
常に前を向いて走り続ける森 義文さんに、
頭が下がる気分です。
カハラ
大阪市北区曽根崎新地1-9-2 岸本ビル2F
06-6345-6778
投稿者 geode : 03:27