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2010年09月10日
「レストラン ミチノ・ル・トゥールビヨン」 大阪・福島・フランス料理
「レストラン ミチノ・ル・トゥールビヨン」が
豊中から福島に移転し一年が過ぎました。
その一周年を記念してのディナーに出かけました。
力の入ったメニューです。
アミューズ。
ビーツのパリ・ソワーズ、
ヨーグルト風味の帆立貝とビーツのガトー アロエとビーツの泡です。
帆立は燻製してあるのでその香りが印象的。
最初から飛ばしています。
空想の楽園。
大根とニンジンの植木鉢、マスカルポーネと野菜のピュレ
オリーブとチョリソの土、豆と鶏砂肝の石、藁付の野菜。
この料理もアグレッシブです。
豆を石に見立てたり、
大根やニンジンを植木鉢にするなどビジュアル系。
原点回帰。
オレンジ風味のリ・ド・ヴォーのブレゼ
ハチミツとヴィネガーでキャラメリゼした玉ねぎ。
微妙な甘みが、リ・ド・ヴォーを引き立てます。
繊細さ、あるいは儚さ。
ボタン海老と梨、梨風味の海草ゼリー、
フィサリスとバジル ズッキーニのピューレと共に。
これには驚きです。
海草ゼリーに覆われたボタン海老と梨の相性。
道野シェフらしい一品です。
融合。
2年熟成のラルドをまとった魚、コラトゥーラでマリネしたキノコ
ツルムラサキとトリュフ塩でアセゾネしたわかめゼリー
乳化したベルガモットオイルを添えて。
魚はホウボウでした。
ベルガモットの泡はクリーミーで魚との出合いよし。
泡でひと休み。
シャンパンのグラニテ。桃とシャンパンでした。
イベリコ豚(ベジョータ)3種類の調理で。
ソースアリサとタン、紫キャベツと心臓、セクレトのグラチネ。
タンと心臓が旨かったです。
秋の予感。
白葡萄ジュースと巨峰のゼリー。
爽やかでした。
ココットで焼いたイチジク だだちゃ豆と新米のソルべ。
味のコントラストがいいです。
エスプレッソに、
プティフール。
デザートはマダム・祐子さんの担当です。
道野正シェフの変わらぬ姿勢を感じたディナーでした。
ミチノ・ル・トゥールビヨン
大阪市福島区福島6-9-11 神林堂ビル1F
06-6451-6566
投稿者 geode : 01:38