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2010年09月21日
「祇園さゝ木」 京都・祇園・日本料理
さあ、佐々木劇場の始まりです。
大間の紫ウニと卵のムース。
ウニの粒が細やかで口溶けがじつに心地よいのです。
新銀杏に北海道のイクラです。
イクラは漬けたてで、皮も非常に柔らかく、
銀杏の香りと呼応する感じでした。
椀物は対馬の甘鯛にレンコンのたたきです。上に柚子。
甘鯛の脂ののりが見事。昆布だしが濃厚。
椀のふたのうさぎの可愛いこと。
向う付けは
大間の中トロ、大分の車海老、甘手カレイに気仙沼のカツオ。
このカツオの旨さは忘れがたいです。
鱧の肝の煮付けです。
サイズも味も強烈。
にぎりは金目鯛の炙りです。
これもいいですね。
剣先イカ。
甘みが秀逸です。
琵琶湖の天然子持ち鮎です。
餅粉を使っているので、食感も楽しめ、
子の味わいもかなり刺激的です。
万願寺唐辛子に削りカツオです。
こんな引き算も見事な技です。
毛がにです。キュウリと長芋が入っています。
これでもかというぐらいに身が詰まっているので一同感動です。
締めの鍋は松茸と鱧、通称「はもまつ」です。
鱧のサイズがかなりの大きさ。身の厚さが違います。
味わいの広がり、奥行きには驚きですね。
鯖寿司は少し炙っています。
栗御飯です。
ほのかな甘みがいいです。
デザートはトウモロコシのアイスクリーム。
トウモロコシの甘みが生かされてます。
この日も佐々木劇場、拍手とともに幕を下ろしました。
また、来たいと思わせる力ありです。
祇園ささ木
京都市東山区八坂通大和大路東入小松町566-27
075-551-5000
投稿者 geode : 01:07