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2010年10月06日
「菊乃井 本店」 京都・円山公園・日本料理
58回目の誕生日を先日迎えました。
毎月第一日曜日に集まる食学会、
開催場所は京都・円山公園の「菊乃井 本店」です。
最近新館を建てたばかりで、
その部屋を見ることも目的のひとつでした。
入り口のしつらえ
主題はお月見です。
こんな感じです。
12名の宴会です。
祝先付
赤飯 紅白なますです。
誕生日のお印。
八寸
秋刀魚のサフラン寿司 栗茶巾 しらさ海老老酒漬け
子持ち鮎鞍馬煮 いちょう芋 松葉素麺 翡翠銀杏
これは船に乗り、湖に出て、
満月を鑑賞するという盛り付けになっています。
先付
蕪風呂吹き 胡桃味噌 叩き胡桃
胡桃味噌が旨い。
向付
一品目
鯛 太刀魚焼霜 ポン酢
この鯛の脂のノリが見事。
二品目
小鮪 芥子
そしてここには、香り豊かに味わえる
黄身醤油を。
蓋物
豊年鱧 松茸 三日月豆腐 松葉柚子
鱧に炒った米粉をつけて揚げ、俵に見立てています。
秋の豊作をイメージした一品。
しっかりと出汁の味が利いています。
口直し
いくら わさびおろし
焼物
子持ち鮎塩焼 むかご 蓼酢
この迫力ある盛り方。
そして一人三尾つけです。
口取り
サーモン数の子絹田巻 壬生菜
〆さごし 酢橘 いちょう生姜
舞茸 胡瓜の胡麻酢和え 大葉
フォアグラ 菊菜 菊花サラダ 酢橘
鯛の酒盗和え 長芋 花穂紫蘇 大葉
烏賊の粕漬け 煎り玉子
これは酒を呼ぶ献立です。
強肴
金つば伊勢海老 白味噌仕立 湯葉 絹さや 露生姜
一見具足煮なのですが、
海老の身に玉子をつけ火入れをしているので
金つばと呼ばれるようです。
御飯
松茸御飯 色三つ葉
盛り付けてもらうと、
香りが気持ちよくただよってきます。
止椀には
蕪のすり流し
蕪菜
七味
香の物は
蕪と蕪菜の浅漬
塩昆布
柚子大根
水物
ほうじ茶アイス 丹波路松風
加えて
菊花羊羹。
抹茶
で、〆となりました。
かなり胃袋は膨れまし た。
思っていた印象より、京料理でした。
もっと先鋭的な料理が出るのかと思っていたのですが、
秋をきちんと表現された見事な料理でした。
菊乃井本店
京都市東山区下河原通八坂鳥居前下る下河原町459
075-561-0015
イベント情報です。
「奈良フードフェスティバル」では
31日まで魅力的なプログラムが展開されています。
投稿者 geode : 03:39