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2010年10月24日

「奈良フードフェスティバル 木村篤司×大宜味剛」 奈良・奈良公園・日中料理

奈良フードフェスティバル・クーカル奈良も中盤を過ぎ、
いよいよ最終週に入ります。

この日は大阪・北新地の料亭「いか里」の木村篤司さんと
豊中の中華料理「彩菜」の大宜味剛さんとのコラボレーションです。

前菜その1です。

トマトのサラダ 胡麻味噌
花咲くらげとキュウリの甘酢
蒸し鮑の肝味噌、小松菜

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トマトのサラダは木村さんの十八番。
くらげの食感と甘み、鮑の蒸し具合がいいですね。

前菜その2です。

蒸し鶏の香味葱ソース
フォアグラのテリーヌ 豆味噌
平目昆布〆山芋かけ、白菜と干し貝柱のかるい花山椒風味。
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わくわくする前菜が続きます。

フカヒレ(毛鹿ザメ)と蓮芋の極上スープ仕立てです。

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これは食感の違いも面白ければ、味の深みも見事なものです。

白味噌風味のお粥(緑米・黒米入り)鰻の山椒煮。

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お粥のとろみと甘さに鰻の濃さが絡むのですが、
ここでこの料理をはさむのは、和のお凌ぎですね。
うまいんです。

大和ポークのスモーク(ほうじ茶さくらチップ)
二十年熟成紹興酒を使った蜜蒸しミルクパンを添えて。

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この中華ミルクパンのほのかな甘みとスモークされたポークと素敵な出合い。
中華の技をしっかり味わいました。

お豆腐のグラタン。

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湯葉の薄揚げを蓋のように乗せてありました。
そのパリッとした歯応えに続く豆腐。出汁は濃厚です。

なつかしの野菜焚合せ。
椎茸、ごぼう、小いも、茄子、絹さや。

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しっとりと仕上がっていました。

成都式汁なし坦々麺。

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本場の坦々麺は汁なしです。それも常温ですが、
今回は熱い麺にしました。
辛みはきちんと利いています。

タピオカ入りココナッツミルクのおしるこ。

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うれしいデザートです。

個性の異なる2人の料理人の出合いは、
想像以上に刺激的な結果を生みだしたのです。

奈良フードフェスティバルは今月末まで。
まだまだ刺激的なプログラムありです。

投稿者 geode : 21:41