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2011年01月27日
「saturne」 フランス・パリ・レストラン
シャンパーニュからパリに到着し、その日のディナーです。
パリ在住のフードジャーナリスト・伊藤文さんの案内による
新進気鋭の、彼女曰く「高級ワインバー、と呼ばれています」とのこと。
「saturne」というお店です。
店内のインテリアは、
フリップ・スタルクが手がけています。
水はガス入りとガスなし。
右側がガス入りでオーベルニュ地方産です。
アミューズは、写真がぶれていますが
蕎麦粉のクレープにイワシが入ったもの。
前菜は
帆立にマト貝、チリメンキャベツ。
カリフラワー、アンチョビなどが入り種種の食感が楽しめます。
ジャガイモの料理です。
ソテーしたジャガイモを半分に切り置く。
その上にブドウの蔓で燻製をかけたポロネギ、
そしてマーシュ、チーズを冷やし粉末にしたものをかけるのです。
温度差も条件と。
タラの料理です。
素晴らしい火入れは天性のもの。
中はしっとりと美味です。
仔羊の火入れも見事。
表面は適度な焼き色と焦げた感じも良いですね。
「付け合わせの野菜も素敵でした」とのコメントが。
デザートは
アバンデセールが出て、
本格派、ビール酵母で焼いたブリオッシュにハチミツ。
上にビールとハチミツのアイスクリーム。
最後にエスプレッソ
全体を通して、生の野菜をどれだけ生かしきるかがテーマでしょう。
良い料理でした。まさに現代の料理。
食材をどう調理するか、
シンプルということだけに留まらない哲学を感じる料理でした。
saturne
17 rue Notre-Dame-Des-Victoires 75002 paris
01 42 60 31 90
投稿者 geode : 01:57