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2011年03月07日
「中国彩膳 にじょう」 京都市・七条・中国料理店
男性14名揃いました。
京都は七条本町通りの
「中国彩膳 にじょう」という中華料理店です。
特別コースをお願いしました。
前菜の一皿目
右から酔っ払い海老、
北京風干し肉・下にキュウリ、
湯葉とカラスミ、
くらげ。
どれもしっかりと味がのり、
スタートから好調な滑り出し。
前菜の二皿目
アヒルの舌の炒め物。
これはローリエ、八角、唐辛子、葉にんにく、黄ニラなどの
香辛料と一緒に炒め、その香りを移します。
アヒルの舌は骨もあり、結構ゼラチン質、
そして脂分もあるので香りが移るのです。
牛ロースの湯引き、
ナンプラードレッシング仕立て。
近江牛ロースを湯引きして、
そこにライムとナンプラーを合わせたドレッシングをかけます。
野菜は香菜、水菜、ラディッシュ、そして五穀米のおこげです。
おこげのカリッとした食感も見事。酸味の使い方も素晴らしい。
これは傑作。
大海老とアヒルの塩漬けタマゴの炒め。
これは高価なアヒルの塩漬けタマゴの味もきちんと決まり、
なかなかの一品です。
白アスパラガスの清まし仕立て。
白アスパラガスとキクラゲ、青梗菜ですが、
このスープが上湯で、コクもあり素晴らしい。
次の料理が
活鯛の黒豆味噌蒸し。
これには和食の料理人がすごく反応を示しました。
鯛に腸詰、
そしてうすいえんどう豆に白菜の漬物が調味料として使われます。
これは中華の技法ですね。旨いんです。
地鶏手羽と鰻の大蒜煮込み。
手羽にはフカひれ、なまこ、干し筍を詰めています。
鰻は一度揚げてから煮込む。煮込み汁が濃厚です。
なんだか白御飯が…。
良いですね!
白御飯と香の物が、届きました。
そして
一口薬膳スープも。
これも小さいけれど、インパクトある一品です。
デザートも二種。
くるみのプリン。
サンザシのソースがかかります。
蒸しパンは
中にドライフルーツが入っています。
山椒の蜂蜜が。最後にピリッとした香りが・・・。
じつに良い構成で、
みんな満足のゆく宴となりました。
中国彩膳 にじょう
京都市東山区本町7-34
075-531-7738
投稿者 geode : 02:04