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2011年03月11日
「アラン・シャペル」 神戸・神戸ポートピアホテル・フランス料理
神戸の「神戸ポートピアホテル」が開業し20年の歳月が流れました。
その記念イベント。
「メゾン ド アラン・シャペル 新たな歴史を刻む」に出席しました。
約50名のディナーです。
お食事のはじめに。
アミューズは鶏肉です。
続いて
北海道産帆立 トリュフと柑橘類の香り
根セロリのレムラード。
この季節、帆立とトリュフ、黄金のコンビです。
的確な火入れが生み出す力を満喫しました。
グルヌイユのポワレ
新ニンニクとアーティチョークのピューレ。
グルヌイユとニンニクも定番の相性ですが、
ここにアーティチョークを加え、
まろやかさを演出したのが今の時代ですね。
静岡産赤座海老のロティと岐阜県産アンディーブ
サフランとカルダモン風味のジュ。
アンディーブの苦味とジュの香りが
赤座海老の甘みをぐっと強くするのです。
次は、
ブレス産若鶏のヴェッシー包み 季節野菜添え
フォアグラの軽いクリームソース。
ヴェッシーとは豚の膀胱です。
こんな風にカットして頂きました。
この中に鶏を入れ蒸し上げる料理。
古典的なメニューですが、しっとりあがる鶏の旨さは格別です。
トリュフも入り、大満足です。
熟成されたナチュラルチーズ。
コンテなど3種類食しました。
パッションフルーツとココナッツ風味のメレンゲ
パイナップルのシャーベット コリアンダー風味のソース。
軽い酸味と甘みのバランス感覚は素晴らしいものがあります。
デザートの二皿目。
チョコレートのタルトレット スフレ仕立てカラメル風味
弓削牧場の牛乳を使ったシャーベットを添えて。
小菓子が
二皿登場しました。
フランス料理の伝統をきちんと踏襲しながらも
時代の風を巧みに取りいれる
知恵と技をしっかり頂きました。
アラン・シャペル
神戸ポートピアホテル
神戸市中央区港島中町6丁目10-1
078-302-1111
投稿者 geode : 02:05