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2011年07月06日
「グリル生研会館」 京都・下鴨・洋食
「生産開発科学研究所」、これを略して「生研会館」と呼びます。
昭和33年創業と聞いています。
かつては、この研究所の食堂であったのでしょう。
しかし、何十年も前から洋食屋として
京都の人たちに愛されている一軒です。
当代の息子さんは、午前中に仕込みを終え、
営業時間中は奥様と二人でサービスをされています。
中で調理するのが先代のご主人。
まだまだ元気で火を扱っておられるのです。
かつては蝶ネクタイが似合う料理人でした。
この日は、ここの人気セット、
ハンバーグとエビフライにしました。
ハンバーグは140グラムあり。
肌理の細かいハンバーグで、
ドミグラスソースが柔らかです。
エビフライも二尾、
タルタルソースの酸味は立つことなく、
まろやかな味わいです。
どちらも白ごはんとの相性が素晴らしく、
正統派日本の洋食という感じです。
家族が仲良く、
仕事をしているという雰囲気が伝わってきます。
久しぶりにのどかなランチタイムでした。
グリル生研会館
京都市左京区下鴨森本町15 生産開発科学研究所ビル1F
075-721-2933
8月23日に
門上が「あまから手帖」で連載中の
「僕を呼ぶ店」が単行本となります。
「門上武司の僕を呼ぶ料理店」というタイトルです。
投稿者 geode : 01:38