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2011年07月27日
「酒中花 空心」 大阪・新町・中華料理
京都から中華料理の料理人がやってきました。
大阪・新町の「酒中花 空心」へ。
前菜から
なかなかのスタートです。五種盛りです。
まずは、
金柑の香味蒸し 鶏皮のエビ味噌揚げ。
カリッとした鶏皮に、金柑をのせて食べるのです。
エビ味噌の香りと味と、
金柑の濃厚さがマッチしてインパクトのある一品。
イベリコ豚の舌のトマトの甘酢 ニンニク醤。
舌の食感とニンニクの不思議なハーモニー。
ピーマンの含め煮 牛肉の冷製豆板醤の香り。
ピーマンは予想よりさっぱり。
牛肉はしなやか。
黄ニラと錦糸卵 ピータンのソース。
これはピータンの粘りある口当たりと、
卵などの出会いが見事に結実していました。
アワビの紹興酒漬け 枝豆のジャスミン茶漬け。
香りの複合ですね。
有頭海老の濃厚チリソース煮込み。
色目も濃厚で、味もしっかりのっています。
骨付きもも肉のパリパリ揚げ キウイと実山椒ソース。
このソースの存在感は大きいです。
やわらか角煮の特製黒酢酢豚。
視覚的な印象の強いメニューです。
一度揚げてから、さらに煮込む酢豚です。
フカヒレの姿煮込み 北京仕立て。
かなりとろみのあるソースですが、
フカヒレの下には山芋の団子があります。
たっぷり葉にんにくの四川麻婆豆腐。
これは結構刺激的でした。
辛みもよく利いていました。
しじみの汁ビーフン。
思い通りの味わいです。
ラストは、
くみ上げ杏仁豆腐。
これで締めました。
じっくり楽しめる料理でした。
酒中花 空心
大阪市西区新町1-21-2 1F
06-6532-7729
8月23日に
門上が「あまから手帖」で連載中の
「僕を呼ぶ店」が単行本となります。
「門上武司の僕を呼ぶ料理店」というタイトルです。
投稿者 geode : 02:56