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2011年08月17日
「皇家龍鳳」 大阪・リーガロイヤルホテル・中華料理
“日本食学会”の8月例会であります。
今年は、8回開催のうち6回が中華料理です。
ホントの家庭料理あり、ヌーベルシノアあり。
これだけ回数を重ねると、
視点がいくつも現れなかなか面白い展開です。
今回はホテルの中華料理です。
大阪のリーガロイヤルホテルの「皇家龍鳳」。
もともとは北京料理がメインでしたが、
数年前から広東料理の色合いが強くなってきました。
北京と広東の融合です。
まずは彩り前菜盛合せ。5種盛です。
”
ボタンエビと帆立と、鱧の紹興酒漬け。
イチジクとフルーツトマトの金華ハム。
冬瓜とウニ、中華スープ。
ズッキーニ オカヒジキ 万願寺唐辛子。
バーニャカウダ 塩漬魚ソース。
皇家龍鳳特製 焼物前菜盛合せ 5種。
アヒル。
ハト。
焼豚。
豚バラ。
豚肩ロース。
フカヒレの土鍋姿煮込み 北京風。
ここの十八番です。
熱々の土鍋に贅沢なフカヒレ。
シンプルですが見事。全員絶賛です。
ここにシェリー酒を合わせてくれたソムリエは素晴らしいです。
車海老の湯引き・鮑の肝ソース・介蘭菜の干貝柱風味。
この3種も上品で、優しい味わい。
食べる側が次第に興奮してきました。
活伊勢海老のミルク炒め。
海老の風味をきちんと生かしながら味わいは結構濃厚です。
海の幸と山の幸入り 蒸しスープ。
キャセロールに入ったスープはまさに滋養に充ちた味わい。
流石です。
アサリのXO風味。
アサリと香菜だけなのに、この深み。驚愕でした。
牛テールの煮込み。
テールの食感とうま味が強烈でした。
ワタリガニのお粥。
味がコクありで締めに最適。
パイナップッルとココナッツのタルト
巨峰と杏露酒のジュレ
桃のシャーベット 八角風味 キウイソース。
北京と広東料理の王道を味わいながら、
酒はすべてワインという組み合わせ。
とりわけ、3種のシェリーを供してくれたソムリエの
仕事振りにはみんな脱帽状態でした。
いい学会となりました。
「皇家龍鳳」
大阪市北区中之島5-3-68
リーガロイヤルホテルウエストウイング 15F
06-6448-1121
関西OAのみになりますが、
門上のテレビ出演のご案内をさせていただきます。
朝日放送(ABC)
明日8/18(木) 午後11:47放送予定
※「熱闘甲子園」休止の場合は午後11:17から放送
「ビーバップ!ハイヒールプレミアム」
適正価格HOWマッチ!?リベンジスペシャル
番組の人気企画「適正価格HOWマッチ!?」のリベンジスペシャル!
価格選定委員によって不適正価格と判定されたお店がリベンジマッチに挑む!
番組MC
ハイヒール リンゴ モモコ
コーナー 出演者
たむらけんじ(MC)
門上武司(選定委員長)
イケル(レギュラー選定委員)
関西ウォーカー編集長・玉置泰紀
(レギュラー選定委員)
ご覧頂けましたら幸いです。
8月23日に
門上が「あまから手帖」で連載中の
「僕を呼ぶ店」が単行本となります。
「門上武司の僕を呼ぶ料理店」というタイトルです。
投稿者 geode : 03:27