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2011年08月25日
「川原町泉屋」岐阜・川原町・川魚料理
今月初旬に衝撃を受けた岐阜「川原町泉屋」の鮎。
そちらの「鮎ラーメン」です。
これも結構感動ものです。
店主の泉善七さんが数年前に
「鮎ラーメンを作ろうと思っているのです」と話をされていた。
そこから何度も試作を繰り返し、
ようやく完成したのが数年前だ。
スープは金華ハム、和の出汁と鮎からの出汁がベース。
そして追いカツオのように、
焼いた鮎の身をほぐし入れる。
したがってスープは濃厚にしてキレがいい。
麺は飛騨のちぢれ麺である。
そこに鮎の焼いた開きが入る。
この鮎を崩しながら食べると、スープが次第に濃くなってゆく。
このあたりで、かなりの感動なのだが、
まだまだそこでは終わりません。
麺を食べ終わると、残ったスープ御飯を入れる。
つまり鮎雑炊の出来上がり。
スープの味わいがくっきりとするのだ。
この変化を愉しむのです。
これが僕の鮎ラーメンの基準になってしまった。恐ろしいことです。
「川原町泉屋」
岐阜市元浜町20
058-263-6788
門上が「あまから手帖」で連載中の「僕を呼ぶ店」が
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9月3日(土)14時〜
大阪・堂島アバンザのジュンク堂本店さんで、
刊行記念のトーク&サイン会を
させていただくことになりました。
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出版を記念して、単行本に掲載された
京阪神の3軒でトークショウ&食事会を開催させていただきます。
9月10日(土)京都「ドゥーズ・グー」
9月18日(日)大阪「イル・チプレッソ」
9月30日(金)神戸「シェ・ローズ」
詳しくはこちらのあまから手帖HPをご覧下さい!
投稿者 geode : 00:52