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2011年08月29日
「炭火割烹 いふき」 京都・祇園・日本料理
炭火焼をメインとした割烹
「いふき」が先斗町から祇園に移り、初めて訪れました。
前とは異なり、カウンターの中がかなり広く、
炭の焼台から少し距離が出来たので、熱さを感じる度合いが違います。
最初に三品並びます。
スッポンの卵豆腐、
蛸の柔らか煮、
昆布森の毛ガニです。
これで食欲に一気に火がつきます。
つづいて
鱧の生造りとアワビの肝ソース。
アワビは軽く炭火で火を入れます。
食感はそこそこ硬いのですが、噛むと旨みが生まれます。
椀はモチクジラの白味噌仕立てです。
身体が温まります。
鱧の寿司です。
下の海苔でくるっと巻いて食すのです。いいですね。
赤万願寺唐辛子にはキジのミンチを詰めてあります。
ほかに鷹ヶ峰唐辛子、新銀杏、衣かつぎです。
季節は早いですね。
イチジクに冷たいゴマのピュレです。
中にはアピオスが隠れています。
鮎は、
このように食べやすいスタイルとなっていました。
すべて食べつくします。
焼いたスッポンの身です。
これは言われなければ分かりません。
鶏のようです。
海そうめんに長芋、
モロヘイヤです。
北海道の牛肉。
この艶っぽい色合いが素晴らしい。
香りがいい。
白ずいきに蒸しアワビ、湯葉。
ほっとする一品です。
大和郡山のコシヒカリです。
甘い。
器に、歴史がある
香の物。
ここからまた、
壬生菜と揚げのたいたん。
宍道湖の鰻です。
さっぱりとして美味。
黄金桃のゼリー寄せ。
ドライトマト。
ようやくほっとしました、
宇治金時。
唐板に
金平糖。
チャーミングな奥様と律儀な大将、
そしてスタッフのコンビネーションが見事です。
いい食事の時間でした。
炭火割烹 いふき
京都市東山区祇園町南側570-8
075-525-6665
門上が「あまから手帖」で連載中の「僕を呼ぶ店」が
「門上武司の僕を呼ぶ料理店」という単行本となりました。
9月3日(土)14時〜
大阪・堂島アバンザのジュンク堂本店さんで、
刊行記念のトーク&サイン会を
させていただくことになりました。
詳しくはこちらです!
出版を記念して、単行本に掲載された
京阪神の3軒でトークショウ&食事会を開催させていただきます。
9月10日(土)京都「ドゥーズ・グー」
9月18日(日)大阪「イル・チプレッソ」
9月30日(金)神戸「シェ・ローズ」
詳しくはこちらのあまから手帖HPをご覧下さい!
投稿者 geode : 02:26