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2011年09月26日
「魚仙」 滋賀県 ・信楽 ・日本料理
滋賀県 ・信楽 「陶芸の森 陶芸館」で
トークセッションと講演会を行いました。
トークセッションのメンバーは器を作る陶芸家・小川顕三さん、
使う料理人の林田裕貴さん、
そして食べる人の僕です。
その料理人・林田さんの料理店、
「魚仙」で打ち合わせを兼ねての食事です。
林田さんは信楽出身、
京都の「たん熊北店」で修行中に信楽焼の魅力に触れたとのこと。
胡麻豆腐が登場しました。
この器が修業時代に初めて購入した信楽焼です。
作家は小川顕三さん。
牛乳を少し入れた軽やかな、胡麻豆腐から始まりました。
湯葉を散らした信楽の烏骨鶏饅頭です。
バランスのいい一品。
カウンターの上に置かれた陶箱。
このネタケースが素晴らしい。
保湿・保冷に優れているとのことです。
信楽の若い作家です。
八寸。
これは季節の贈り物。
栗やサツマイモなど季節感しっかり味わいました。
ストレートに秋を感じます。
ここから寿司に移ります。
さよりです。
鯛の昆布締め。
独特の旨みが生きています。
トロは
脂分と香りのバランスがいいです。
エビ。
これも香り。
ウニはそのまま、手に乗せてもらいます。
ノリの香りなしでも充分に旨い。
というか、そのほうが生きるかも・・。
玉子は
やや甘さあり。
穴子も
見事です。
鯖寿司。
このプリッとした鯖の脂分が素晴らしい。
辛子を少し加えるところがいいですね。
甘みも感じます。
〇(すっぽん)の椀物で締めました。
いい流れで、トークショーに向かいました。
「魚仙」
滋賀県甲賀市信楽町長野1334-2
0784-82-0049
最新刊のお知らせです。
門上が「あまから手帖」で連載中の「僕を呼ぶ店」が
「門上武司の僕を呼ぶ料理店」という単行本となりました。
投稿者 geode : 23:19