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2011年10月19日
「ポンテベッキオ 25周年」 大阪・イタリア料理
大阪・本町橋のたもとで「ポンテベッキオ」が誕生し、25年が経過しました。
ホント、時の流れは早いものです。
本町橋から天満橋へ、そして北浜へと本店は移転するたびに、
リストランテという風格をより強固なものにしています。
支店も、淀屋橋、西梅田、大阪駅とスタイルのことなる店が増えています。
そんな「ポンテベッキオ」の25周年を彩る晩餐会が
西梅田の「モード ディ ポンテベッキオ」で開催されました。
この日は、料理人もサービス陣も卒業生が集まり、
大いなる盛り上がりをみせたのです。
まずは山根大助さんの挨拶から。
僕は乾杯の発声を担当しました。
松茸のフリットとルッコラのサラダ すだちの香り。
松茸の香りと味が強烈です。
温かいポテトのティンバッロとキャビア。
これは山根さんの十八番。
キャビアを温かくして
ここまで完成度の高い料理は珍しいです。
伊豆半島産7年物サザエの柔らか煮込みと
大黒本しめじ、天然舞茸、翡翠銀杏、厚切り焼きカラスミ添え 青レモンの香り。
なんとも迫力あるサザエで、そこにたっぷりのカラスミ。
(筒井シェフ)
やはり山根門下生の作品ですね。
厨房内では、
筒井シェフが号令一下で頑張っています。
塩漬け毛ガニとウニのスパゲッティ ジェノヴァ風。
(宮崎シェフ)
これもまた、旨みを凝縮させた一品です。
もちもち蓮根ポレンタ生地で包み込んだ河内鴨と栗のラビオリ
オレンジ色のピューレと秋トリュフを散らして。
(古川シェフ)
蓮根の入った食感には感動です。
サプライズは山根シェフの一品。
これは牛や豚のミンチなどが入ったパスタにトリュフと、
王道の旨さ追求です。
流石、ツボを押さえた、ひと皿でした。
たっぷりのイチジクソースで火入れした鳩のフリカッセア。
鳩とイチジク、よき関係ですね。
メインを飾るに相応しい重厚感溢れるメニューでした。
来賓の桂南光さんの挨拶です。
レチョート ディ ソアベのソルベを浮かべた
洋梨のグラススープ。
もう一品。
ナッティ2011とエスプレッソ。
締めは
西川きよしさん・ヘレンさんご夫妻の挨拶です。
そして卒業生ならびにスタッフからのプレゼント。
6リッターのシャンパーニュです。
6時半に始まった宴の終了は11時を過ぎていました。
モード ディ ポンテベッキオ
大阪市北区梅田3-3-20 明治安田生命大阪梅田ビル 30F
06-4795-8888
最新刊のお知らせです。
門上が「あまから手帖」で連載中の「僕を呼ぶ店」が
「門上武司の僕を呼ぶ料理店」という単行本となりました。
投稿者 geode : 00:29