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2011年12月08日
「盆地料理 湯の岳庵」 大分・由布院・旅館
白川温泉の「藤もと」という宿から由布院に入りました。
「亀の井別荘」で主の中谷健太郎さんと歓談です。
トークが終わり次第、湯の岳庵へ。
由布院名物の「柚子ねり」が出ました。
甘みと柚子の苦み・酸味がうまい具合に一体化したものです。
お茶を一服。
これが甘みのある素晴らしいお茶。
おもわず「おいしい」という声が。
そして、昼ご飯は「湯の岳庵」という食事処へ。
庭の紅葉がじつに美しい。ほれぼれします。
到着しました、
湯の岳庵の入口です。
献立は自然薯ご飯と鴨汁です。
まずは香の物。
この盛り方一つも、供する側の姿勢が現れるものです。
鴨汁が届きました。熱々。
鴨のつみれとネギ。匂いからしておいしそうです。
小鉢にとりわけます。
出汁、鴨の味わいがしっかり。旨みが溢れています。
そして名物、
白ご飯と自然薯。
白米が旨い。甘いのです。
出汁の効いた自然薯をかけながら食べるのですが、
するすると喉を通り、胃袋に収まってゆきます。
すっかりいい気分です。
デザートは、
アイスクリームに黒糖の蜜です。
締めはすこしの水出しコーヒー。
これがとろっとまろやかで、口をさっぱり。
いい昼ご飯でした。
盆地料理 湯の岳庵
大分県由布市湯布院町川上2633-1
0977-84-3166
最新刊のお知らせです。
門上が「あまから手帖」で連載中の「僕を呼ぶ店」が
「門上武司の僕を呼ぶ料理店」という単行本となりました。
投稿者 geode : 00:35