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2012年04月19日
「L’AS」 東京・南青山・フランス料理
ほぼ一ヶ月ぶりにやってきました。
南青山のフランス料理店「L’AS(ラス)」です。
週末のランチです。
ここは週末のみ、ランチ営業をされます。
最初は
フォアグラとピスタチオのクリスピーサンド。
袋に入っての登場です。
開けると、こんなサンドになっていて、
フォアグラのまわりをピスタチオでコーティングです。
このピスタチオとの相性がいいんです。
つづいては太いホワイトアスパラガス。
タイトルは野菜と味わうホワイトアスパラガスです。
シンプルですが、我々日本人にとっては素晴らしい火入れ具合。
固さをきちんと感じます。
そこから甘みが旨みとして出てくるのです。
パンも香ばしくて、
適度な固さがあります。
筍です。
筍のオーブン焼き、豚足のエクラゼ添え。
筍は少しのエグ味も味わいのうちだと思っています。
それ(エグ味というか苦味)がないと
筍の個性がないように僕は思います。
もちろんそれを覆い尽くす
甘みや旨みがきちんとあってのことですが。
この筍はまさにその典型。
サクッとした歯ごたえに甘みが全体に広がり、
そしてかすかなクセが残っています。
また豚足と赤ワインのソースがそんな醍醐味を助長するのです。
そんなインパクトのあとに、
春キャベツのスープです。
春の息吹を感じさせ、どこか安心感を覚えます。
メインは仔羊に蕪です。
季節的にも仔羊がいい時です。
それは独特の香り。
しっとりした火入れに
野菜の旨みが、じつにやさしく寄り添った料理。
アバンデセールです。
トマトのコンポート。
ルバーブとクリームチーズのタルトです。
ルバーブ特有の酸味や味が、
チーズとの出会いで、よりまろやかになってゆきます。
食後はエスプレッソです。
前回とはちがった印象。
鮮烈であることには変わりがないのですが、
今回は、より香りや食感の楽しさが増したように感じました。
また出かけたい一軒です。
「L’AS(ラス)」
東京都港区南青山 5-16-5 MA FIVE1F
03-3406-0880
投稿者 geode : 00:27