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2012年08月10日
「トランテアン」 神戸・神戸ポートピアホテル・フランス料理
今年の春、「アラン・シャペル」との契約を終え、
新たなスタートを切った、
神戸ポートピアホテルのレストラン「トランテアン」。
2度目の食事です。
アミューズから始まります。
合計3品です。
右から、
シビマグロ
キスのベニエ
コーンとバジルのグジェールです。
2品目は、
有機トマトのスープです。
どちらも冷菜で、
暑い夏のスタートしては嬉しいです。
ここから料理に入ります。
ここにはメニュー・デギュスタシオンとメニュー・クラシックの2種があり、
今回は後者を選びました。
まず、
ブレス産プーラルドとフォアグラのパテ・アンクルート 甘酸っぱいチェリー添え。
フォアグラがしっかり入ったパテです。
このボリュームでもかなり濃厚。
チェリーの酸味と見事な出会いです。
オマール海老と小野菜のカソレット アブサンの香り。
このソースが見事。
海老の頭と脳みそに、
わずかな野菜と生クリームだけで仕上げたソース。
相当な濃さです。でも旨い。
淡路沖で穫れた舌平目 キャビアソース。
これもブールブランにキャビア。
古典的な手法のソースですが、
懐かしいだけでなく、口の中での広がりがうれしい。
リー・ド・ヴォーのグルノーブル風と丹波産枝豆。
ねっとりした食感にソースが素晴らしい。
グルノーブル風とは、
焼いた時の油にケッパー、レモン、アーモンドなどを加えたもの。
その濃さもいいんです。
フランス産ナチュラルチーズもずらりと並びました。
僕は、
フルム・ダンベール、コンテ、
セル・シュル・シェールなどを食しました。
アバンデセールが出ました。
デザートは、
グランマルニエ風味のスフレでした。
どれもなかなかしっかりした味付け。
クラシックですが、やはり現代の料理人が作るクラシック。
非常に美味で、楽しい、また興味深いコースでした。
「トランテアン」
神戸市中央区港島中町6-10-1 神戸ポートピアホテル31F
078-302-1111 (代表)
【夏休みのお知らせ】
勝手ながら来週は夏休みのため、コラムをお休みさせていただきます。
次回は8/20(月)です。
どうぞよろしくお願い致します。
門上 武司
投稿者 geode : 00:00