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2012年08月21日
「川原町泉屋」 岐阜・元浜町・川魚料理
2年ぶりの岐阜の鮎です。
昨年は機会を失い、
「川原町泉屋」の鮎を食べることができませんでした。
ここの鮎を食べないと、夏到来という気分が味わえないのです。
この日は東京から3名、
北海道・九州・大阪・京都・神戸からそれぞれ1名参加。
ところが、三河安城〜名古屋間が豪雨で新幹線ストップです。
名古屋集合が、約1時間強の遅れです。
6時過ぎに食事スタートの予定が7時過ぎになりました。
なんとか全員到着し、北海道・九州の人は京都泊まりでしたが、
他のメンバーはその日にそれぞれの地に帰ることができました。
まずはアミューズです。
鮎のグリッシーニ、
鮎のなれ寿司の飯に生クリームとサワークリーム、
鮎のリエット、
子持ち鮎のなれ寿司です。
どれも酒を呼ぶ味わい。
次は塩焼き。
これは郡上の鮎です。
カリッと頭は焼け、身はふんわりです。
つぎは鮎のカルパッチョ。
アンチョビならぬ鮎チョビソースがかかります。
これは美味です。
そして本命・和良川の鮎。
素晴らしい。
身はふんわりしながら味の濃さは、郡上とはまったく違います。
続けて食べると、その差が明確です。
脱帽状態。
真剣な表情です。
鮎を焼く、店主・泉 善七さん。
鮎の田楽です。
これはうるかと三年味醂を使います。
産地は岐阜の益田川です。
これも味の違いがわかります。
さあ、アジメドジョウです。
これはホントに貴重なドジョウ。
「味女どじょう」と書くようです。
清流でコケを食べるため、
ドジョウの中ではいちばん美味とされています。
これだけしっかり食べられるのは至福です。
ピザ窯があるために、うるかを使ったジェノベーゼです。
スゴイですね。
これがコクありで、感動の一枚でした。
締めは鮎ラーメン。
このキレイなスープに絡む細麺。
どちらも見事です。
麺を食べ終わったのちにご飯をいれ、
鮎雑炊の出来上がり。
これもペロリと食べました。
デザートは山椒とほうじ茶のアイスクリームです。
ほうじ茶のアイス、いいですね。
一時は豪雨でどうなるかと思った岐阜鮎の旅、
なんとか無事、満腹、満足でした。
「川原町泉屋」
岐阜市元浜町20
058-263-6788
投稿者 geode : 00:30