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2012年10月05日
「いか里」 大阪・北新地・日本料理
久しぶりに北新地「いか里」のカウンターに座りました。
まずは百合根と車海老。
この百合根が美味です。
松茸です。
酸味がいい感じです。
新銀杏。
塩味と香ばしさ。
牛肉にトマト、タマネギ、人参、大根。
さっぱりのあとに牛肉の旨みがのっかってきます。
これが「いか里」の木村篤司さん流です。
椀物は五島列島の甘鯛です。
これがこっくり旨いんです。
向付は、鱧の焼き霜、松茸、鯛です。
鱧は冷えているのですが、甘みが凝縮しています。
松茸は軽く火入れし地に漬けています。
フカヒレの椀です。
手羽中と豚足のスープ煮込み。
この濃厚にして、迫力あるフカヒレ。
木村さんがずっと作りつづけ、改良を重ねてきた一品です。
帆立と海老。
これも結構味が濃いのです。
お凌ぎ、と出されました。
イクラだけかと思っていると、
新銀杏、なんとアワビまで入っています。
それも相当なボリュームです。
美味なのですが、「お凌ぎ」という分量ではありません。
これも木村さんの本領が発揮された一品。
メインの鯛です。
いったん焼いた鯛を昆布で巻き、蒸し上げます。
鯛の頭でとった出汁で蒸すのです。
蒸す前に一切ずつ切っておくのです。
そこに出汁をかけます。
これは、旨みが幾層にも重なっています。
かに玉がでてきました。
キノコの炊き込みごはんです。
デザートはミルクのアイスクリームに宇治氷、みつ豆です。
スタートから〆までめくるめく展開でした。
「いか里」
大阪市北区曽根崎新地1-6-12
06-6341-0741
投稿者 geode : 01:51