« 「山玄茶」 京都・祇園・日本料理 | メイン | 「旬まつい」 京都・祇園・割烹 »
2013年01月07日
「祇園 大渡」 京都・祇園・日本料理
大晦日に友人一家と一緒に「祇園 大渡」に伺いました。
昨年は僕の還暦イベントの屋台で「津むら」さんのブースで参加してもらいました。
感謝です。
昼ということもあり、少し軽めのコース。
スタートは変形茶碗蒸しです。
津居山のカニにみぞれあんかけ。
外は相当に寒さが厳しいので、
このような一品から始まると身体も気持ちも温かくなります。
てっぱいです。
あんこうの肝にほうれん草に黄身酢。
このあんこうの肝が抜群です。
大渡さん曰く「生チョコみたいな感じ」。
まさにその通り。
ふんわりした食感のあとに舌で潰れ自然と消えてゆき、
香りと旨みだけが残ってゆくのです。
驚きと感動です。
こっぺがには蒸し寿司に仕立ててあります。
身も内子も外子もすべてこの一品に。
これはメスだから可能なことです。
やられました。
活けの伊勢海老登場!
これは捌きたての白味噌仕立ての椀物です。
なかに忍ばせた大根餅が素晴らしい食感と味わい。
ここに大根餅をプラスする大渡さん、見事です。
氷見の血抜きのブリです。
氷見で良きサイズのブリが入ったときに、
そこで血抜きをしてもらい一週間ほど熟成させたもの。
ねっとりしており、脂の臭みも全くなく香り高い上品は味わい。
柚子釜ならぬ柚子風呂です。
中身は雲子です。
上のピスタチオが結構利いています。
海老芋です。
淡い出汁で炊き、3日ほど漬けておき、それを揚げたものです。
良い味わいと海老芋の旨さがいい塩梅です。
ちりめん山椒です。
香の物も美味です。
炊きたての白いご飯は、ついお替りしたくなりますが、この日は一膳にしました。
本わらび餅です。
抹茶もいただきました。
ホントにいい気分の大晦日でした。
「祇園 大渡」
京都市東山区祇園町南側570-265
075-551-5252
投稿者 geode : 02:14