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2013年01月08日
「旬まつい」 京都・祇園・割烹
いろいろな場面で出会う人。
その都度「いちど食事でも」という言葉を交わすのだが、
なかなか実現することがなく、時間が過ぎてゆきます。
ついにそれが実現しました。
先方の指定で祇園にある「旬まつい」という割烹に伺いました。
初めてです。
知人はロサンジェルスからハワイ経由で帰国した当日、関空から直行でした。
カウンターに座り、ご主人と話しながら食事が始まりました。
割烹といっても決まったコースより、
言葉を交わしながら献立を決めてゆくというスタイルです。
まずはこっぺがにが出ました。
松葉ガニの雌です。
内子・外子、味噌、身などすべてを食べつくすのです。
少し柑橘類の酸味が加わると旨さがますように感じます。
続いて茶碗蒸しです。
ほっこりと身体が温まり、気分も緩んできます。
そして鱧のすり身ととうもろこしの天ぷらです。
鱧のコク、とうもろこしの甘みがいいですね。
フグです。
てっさや湯引きなど。
この季節には欠かせない食材。
店によってすこしずつ供し方やポン酢の味わいに変化があります。
ご主人が、揚げておられるのを見て、思わず注文したビフカツです。
ファンというかフェチにとってはたまらない光景でした。
カリッと、そして肉汁の溢れ具合が見事。
これは予め友人がお願いしていたハンバーグです。
塩とマスタード、ときおりニンニクチップという食べ方もいい。
肉の味がしっかり伝わってきます。
ネギ焼きそばも注文してしまいました。
懐かしい味わい。
こんなに気楽に、気分によっていろいろ食せるありがたい一軒です。
「旬まつい」
京都市東山区東大路新門前西入ル梅本町
075-551-3737
投稿者 geode : 01:11